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エゴン・シーレの生涯と作品を振り返る展覧会が東京都美術館で開催

1月26日〜4月9日、レオポルド美術館の所蔵作品を中心に

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
Photo: Egon Schiele 'Self-Portrait with Chinese Lantern Plant' (1912), Leopold Museum, Vienna
エゴン・シーレ《ほおずきの実のある自画像》 1912年 油彩、グワッシュ/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
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わずか28年という短い生涯ながら、独自の表現主義的作品を残したエゴン・シーレ。人の心を捉えて離さない、強烈な色彩と筆跡を間近で観られる展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が1月26日〜4月9日、「東京都美術館」で開催される。

エゴン・シーレ《縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ》 1915年 鉛筆、グワッシュ/紙 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
エゴン・シーレ《縞模様のドレスを着て座るエーディト・シーレ》 1915年 鉛筆、グワッシュ/紙 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna

本展では、代表作として知られる「ほおずきの実のある自画像」をはじめ、シーレの母親の故郷であるルマウ(現チェコのチェスキークルムロフ)を描いた風景画や、聖母子像を思わせる構図の作品など、ウィーンの「レオポルド美術館」のコレクションを中心に50点がそろう。そのほかシーレと同時代を生きたクリムトやココシュカ、ゲルストルなどの作品も併せて120点を展示する。

エゴン・シーレ《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街Ⅳ)》 1914年 油彩、黒チョーク/カンヴァス レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
エゴン・シーレ《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街Ⅳ)》 1914年 油彩、黒チョーク/カンヴァス レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
エゴン・シーレ《母と子》 1912年 油彩/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
エゴン・シーレ《母と子》 1912年 油彩/板 レオポルド美術館蔵 Leopold Museum, Vienna
コロマン・モーザー《キンセンカ》 1909年 油彩/カンヴァス レオポルド美術館蔵
コロマン・モーザー《キンセンカ》 1909年 油彩/カンヴァス レオポルド美術館蔵

オフィシャルナビゲーターは、声優の浦和希が担当。チケットは公式ウェブサイトで発売中だ。この春は東京都美術館で、早世の天才・シーレを通してウィーンの世紀末美術の世界に触れてみては。

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