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東京タワーに花で作れらたエド・シーラン(Ed Sheeran)の肖像絵が期間限定で出現した。これは、シーランの最新アルバム「―(サブトラクト)」の発売を記念したイベントの一環だ。シーランは、先行発売されたシングル「Eyes Closed / アイズ・クローズド」もUKチャート1位にランクインした名実ともに世界的人気を誇るアーティストである。
ワーナーミュージック・ジャパンとインフィオラータ・アソシエイツとコラボレーションし、2023年5月13日(土)に、先着400人の来場者とともに、新作アルバムをイメージしたインフィオラータ(花びらを地面に敷き詰めて表現する作品)を作り上げる特別イベントを実施。
オレンジや黄色など6色の色鮮やかなカーネーションの花びらと色砂によって、25平方メートルのシーランの肖像絵ができあがった。このインフィオラータは、フォトスポットとして5月17日(水)まで東京タワー正面広場に設置される。
同イベントを手がけるワーナーミュージック・ジャパンの担当者は「このアルバムは、家族や友だちなど、大事な人と大切な時間を過ごすことに思いを向けた作品でもあります。母の日の前日というタイミングで、一人ではなく誰かと一緒に作り上げた花絵は、作品のテーマともリンクしていると思います」と語る。現場はあいにくの雨模様だったが、親子連れなどが楽しそうに花をまいていた。
このほか、メインデッキ1階には、同アルバムジャケットそのもののデザインを模したインフィオラータがフォトブースとして登場する。ここから階下を見下ろすと、正面広場の花絵を観ることもできる。地上150メートルから花絵を鑑賞できるのはここだけの体験だ。
また、イベント期間中はメインデッキ2階の巨大スクリーンで、過去のミュージックビデオや本人からのメッセージを上映。さらに、東京タワーのトップデッキツアー参加者には「限定ポストカード」をプレゼントする(メインデッキは別途、展望台入場料が必要)。
なお、ここで使われた花びらは、再生紙として再資源化。スケッチブックなどにして、障がい児童たちのアートエデュケーション支援として教育機関に寄贈される。子どもたちが描いた絵は、再び「インフィオラータ」の原画として一部利用するという循環の仕組みが構築されている。
エド・シーランのファンはもちろん、東京タワーへ訪れた人はこの花絵を眺め、大切な人へ思いを馳せてみてほしい。
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