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映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の続編制作が決定した。本作は『ブレードランナー2049』などで知られるカナダ出身のドゥニ・ヴィルヌーヴ(Denis Villeneuve)が監督し、フランク・ハーバート(Frank Herbert)の古典SF小説を新たに映画化したSFスペクタクルアドベンチャー作品だ。
公開中の前編は、2021年9月3日、『第78回ヴェネツィア国際映画祭』でプレミア上映の後、10月22日からアメリカをはじめ全世界76カ国で上映を開始。累計34カ国と地域で初週興行収入の1位を獲得し、早くも全世界で2億2000万ドルを突破したという。
大ヒット作となった要因には、ストーリーの仕掛けやキャスティングの妙もさることながら、映像技術のバックアップも影響している。『DUNE/デューン 砂の惑星』は、クリエーターが意図したクオリティーの映像と音響を、劇場で変換(劣化)することなく再現可能にした世界初の「Filmed For IMAX®」認定となった作品だ。
究極の「映画体験」がかなうとして、映画監督からも絶賛を受けている。『ダークナイト』や『TENET テネット』などの人気作品を手がけるクリストファー・ノーランは、「実写映像とコンピューターによるビジュアルエフェクトを、かつてないほどにまでシームレスに融合させた作品です。あらゆる面でとても魅力的でした。すごい作品だと思います。この映画を何回か観させていただく機会がありましたが、その度に新たな発見があり、その世界についてさらに詳細に知ることができました」とコメント。
続編の制作発表に対して、ティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)をはじめキャストや映画関係者、原作者の息子で作家であるブライアン・ハーバート(Brian Herbert)らは、自身のSNSで喜びの反応を投稿。
制作スタジオのレジェンダリーは、「再びフランク・ハーバートの素晴らしい著書を基に、『DUNE: PART TWO』を進めることを正式に発表できて、うれしく思います。ドゥニ監督の桁外れなビジョン、彼の才能豊かなスタッフ、脚本家、私たちの輝かしいキャスト、パートナーのワーナー・ブラザース......。そしてもちろん、ファンのみなさんなくしては、この地点に立つことはできなかったでしょう」とコメントしている。
続編は全米で2023年10月20日(金)公開が決定。日本でも2023年中の公開を予定している。前編を未見の人は映画館へ急ごう。
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