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2023年8月24日、渋谷文化村通りに新たなライフスタイル拠点となる大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」がオープンした。同施設は高さ約115メートル、延床面積は約4万1767平方メートルで、「ショップ」「オフィス」「ホテル」の3要素で構成されている。渋谷に住む人やワーカー、旅行者など、あらゆる人々が集い交差する新名所だ。
コンセプトは「道玄坂に通(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する」。同施設は文化村通りと道玄坂小路に面しており、4つの出入り口が設けられている。街を遮断するのではなく、施設内を通り抜け、角を曲がり、坂や階段を上るたびに新たな店を発見する楽しみ方を提供する。
ここでは、注目テナントをダイジェストで紹介。訪れる際は、ぜひ参考にしてほしい。
リル ウッディーズ
シアトルの中心部で誕生し、今回、日本に初上陸したハンバーガーショップの「リル ウッディーズ(LiL Woody's)」。本物の味を求める人々から絶大な人気があり、メニューはクラシックなチーズバーガーから、シアトルの特産品を取り入れたものまで幅広い。
看板商品は「リル ウッディ(LiL Woody)」(1,100円、以下全て税込み)。ビーフパティとチェダーチーズ、オニオン、ピクルスが具材のシンプルなバーガーだ。パティはボリューミーなクオーターパウンドを使用しているため、一口食べると肉のうまみが口の中で広がる。野菜はダイス状にカットされており、食感もいい。本場の正統派なバーガーを求めている人は訪れるべき一店だ。
ドミセ
日本最大級の総合ディスカウントストアである「ドン・キホーテ」の新業態店舗「ドミセ」。「驚きのニュース」がない商品は発売しないという志を掲げて数々の商品を「情熱価格」で販売してきたドン・キホーテだが、その中でもえりすぐりの商品やオリジナルブランドなど、約3200点を展開する。
そのほか、購入者からのダメ出しを赤裸々に公開しながら改善した「ドこたえ」や、初の量り売りを行う「ド試し」など、ユニークな販売コーナーが設置されている。スタッフの本音や驚きの裏話などが見られる売り場で、買い物を楽しもう。
ホテルインディゴ東京渋谷
同施設の11〜28階には、国内4軒目となる「ホテルインディゴ」ブランドの「ホテルインディゴ東京渋谷」が入居。ホテルインディゴは、街の個性と土地ならではの歴史やカルチャーを、ホテルのデザインやアートのほか、ストーリーテラーなサービスなど、ホテル体験を通して「ネイバーフッドストーリー」をゲストに届けるライフスタイル・ブティックホテルブランドだ。館内の至る所に散りばめられた渋谷の要素は見逃せない。詳しくは、『街の個性と魅力を映し出す「ホテルインディゴ東京渋谷」が開業』をチェックしてほしい。
11階に位置する「ギャラリー11(Gallery 11)」では、渋谷からインスピレーションを受け、日本のツイストを効かせたインターナショナル料理を提供する。3階にあるカフェ「シブルヤ(Shibrewya)」は、淹れたてのスペシャルティコーヒーやシグネチャーフードのワッフルを販売。道玄坂小路に面するメインエントランスから直接アクセスできるため、渋谷の街の新たな回遊ルートの1つになるだろう。
同施設にはほかにも、ブリトー専門店の「フリホーレス」、恵比寿発のコーヒー店「猿田彦珈琲」、ローマの老舗ジェラート店「ジョリッティ(Giolitti)」の日本2号店など、さまざまなジャンルの12店舗が入居。ライフスタイルに合わせて買い物や食事を楽しんでほしい。
新たに誕生した「通」を進めば、知り尽くしていたはずの渋谷の新たな一面に出合えるだろう。
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