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高知の足摺半島は、海に囲まれた国立公園を持つ日本有数の美しい観光地だ。このほど老舗旅館の足摺パシフィックホテルが、滞在型リゾートのザマナヴィレッジ(TheMana Village)として生まれ変わった。
改装工事はまだ完全ではないが、2022年2月10日に海に浮かんでいるかのようなデザインを採用したイタリアンレストラン、アズリッシモ(Azzurrissimo)をオープン。当初はホテルの宿泊者だけが利用できたが、3月10日からは一般客にも開放された。
使われなくなっていたプールを改修した屋外レストランで、素晴らしい眺めと食事を楽しめる。しかも、部屋を予約する必要はないのだ。
今はソフトオープンの段階のため、メニューの変更があるかもしれないが、オーガニック食材を使ったクラシックなイタリア料理が期待できる。
一方、ホテルに2つある豪華なスイートルームは、昨年11月から予約を開始。部屋には小さなキッチン、オーシャンビューのバスタブ、島を見渡せるテラスがある。部屋のアメニティーは環境に配慮したものを採用していることもポイントだ。置かれている陶器やガラス製品などは、地元の職人による作品である。
カフェバーでは、コーヒーや季節のジェラート、地元のフルーツを使ったスペシャルカクテルが楽しめる。無線LANも完備しているので、居心地の良いソファでくつろぎながら、ちょっとしたリモートワークの利用にもいいだろう。
もしイタリアンが苦手なら、シーフードレストランのライブキッチンへ。ここでは高知産の刺し身やカツオの塩焼きを中心としたコース料理が楽しめる。
今後は全客室のリニューアルを段階的に実施するほか、数年後には住宅や農場、さらには海洋レジャーエリアなど、施設を拡張していく予定だ。しかし、それを待つ必要はない。今なら公式ウェブサイトから1人4万円前後から宿泊の予約ができる。
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