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サッカーファンにとって常に「大きな」存在だったレジェンド、ディエゴ・マラドーナ。カタールでの「2022 FIFAワールドカップ」開催を目前したうってつけのタイミングで、このアルゼンチンのスーパースターを描いた巨大な壁画がブエノスアイレスに登場した。
高さ45メートル、幅40メートルの巨大壁画があるのは、コンスティトゥシオンの繁華街にあるアパート(住所:Avenida San Juan 1560)の壁。9人から成る制作チームが30日間かけて集中的に作業して完成させ、マラドーナの60回目の誕生日となる2022年10月30日に公開された。
チームを率いたのは、3D作品で知られるストリートアーティストのマルティン・ロン。マラドーナの家族とともに、どういった絵にするのがふさわしいかを検討したという。
ロンは「マラドーナの娘のダルマとジャンニーナ、元妻のクラウディア・ビジャファネと一緒に選んだ、表情豊かな写真を絵のベースにしました。1990年のワールドカップ・イタリア大会の決勝戦、アルゼンチン対西ドイツ戦で撮影されたものです。この試合では彼がキャプテンを務めたのですが、彼のフラストレーションがよく分かりますね」と語っている。
これほど巨大なオマージュは、そうそうない。ブエノスアイレスを訪れる機会があれば、実際に見てみたいものだ。
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『A truly massive Maradona mural has been unveiled in South America(原文)』
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