[title]
サンフランシスコ発のビーントゥバーチョコレート専門店「ダンデライオン チョコレート」が2023年7月27日(木)、新業態の「ザ マーケット(The Market)」を「アトレ吉祥寺」にオープン。チョコレートの味わいを五感で体験できるという、ブランド初のテイスティングスペースを完備するほか、シングルオリジンの個性を表現したスモアサンド、チョコレートサンドイッチ、カカオケーキなどの限定ペストリーなどを販売する。
近年のチョコレートといえば、カカオ豆だけでなく、製法にまでこだわるのが新常識。カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行う「ビーントゥバー」専門店が次々と登場しており、チョコレート好きにはうれしい時代といえよう。
中でも、東京のチョコレートシーンを語る際に外せないのがダンデライオン チョコレートだ。2010年にカリフォルニアで誕生。友人のガレージを借りてチョコレートを作り始めたストーリーで知られるビーントゥバーチョコレート専門店である。2016年には日本に初上陸。銀座や渋谷ではなく蔵前にオープンしたことでも話題を集めた。
シングルオリジンのカカオ豆を直接輸入し、オーガニックのきび砂糖のみを使用したシンプルながらも深みのある味わいが特徴だ。
商品は、定番と限定ペストリーのほか、蔵前のファクトリーで製造されるチョコレートバーが常時全種類が揃う。生産者や産地、収穫年、発酵方法や品種などの違いを食べ比べるのも楽しみの一つだ。
「ものづくりへの思い」が共鳴し合う異業種とのコラボレーターたちとの商品からも目が外せない。下落合に工房を構えるクラフトコーラ専門メーカー「伊良コーラ」や、蔵前の文具店「カキモリ」、銀座の和菓子米菓専門店「松﨑煎餅」などとの意外な組み合わせの商品に期待が高まる。
このほか、カカオやチョコレートをモチーフにしたオリジナルグッズも充実。トートバッグやTシャツ、エプロンなど、日常に取り入れたくなるアイテムは、同店のロゴをデザインしたグラフィックデザイナーの齋藤智仁が手がける。
チョコレートから生まれる多彩な商品がぎゅっと詰まった「マーケット」を新たなコンセプトに据えた同店で、さまざまなチョコレートの魅力を感じてみてほしい。
関連記事
『レトロでかわいいスイーツギフト「ルル メリー」が青山通りに路面店オープン』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら