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イギリスを代表する現代作家、ダミアン・ハーストの大規模個展が、六本木の国立新美術館で開催。ハーストはこれまでに死生観、芸術、宗教、科学を考察し、絵画、彫刻、インスタレーションなどのさまざまな手法で表現を行ってきた。「ヤング・ブリティッシュ・アーティスト(YBAs)」の主要人物であり、大型動物をホルマリン漬けにしたセンセーショナルな作品は一度観たら忘れられないインパクトを持っている。最新作のシリーズでは、日本人にとっても印象深い桜をテーマに、色彩豊かでダイナミックな風景画を完成させた。
美と生と死にまつわる「桜」シリーズ
カルティエ現代美術財団が2021年に世界で初めて紹介した「桜」シリーズは、ポスト印象派やアクションペインティングなど、西洋絵画の技法を独自に解釈した風景画の作品群。
日本初公開となる本展は、107点のシリーズからハースト自身が作品を選び、展示空間を作り上げる予定だ。大きい作品は縦5メートル、横7メートルを超え、まるで桜並木を見上げたときのように魅了されるだろう。この春ははかなくも鮮やかな桜の芸術表現を観に行こう。
展示期間:2022年3月2日(水)〜5月23日(月)
開館時間:10~18時(毎週金・土曜は20時まで、入場は閉館の30分前まで)
休館日:毎週火曜(ただし5月3日(火・祝)は開館)
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