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大手町、丸の内、有楽町エリアでSDGsがテーマの映画祭が開催

9月3日スタート、飲食店やコワーキング施設を会場に全17作品を公開

テキスト:
Genya Aoki
「⼤丸有SDGs映画祭2021」
「⼤丸有SDGs映画祭2021」
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大手町、丸の内、有楽町地区で、持続可能な開発目標(SDGs)に通じるテーマの映画作品を集めた『大丸有SDGs映画祭2021』が2021年9月3日(金)~10月8日(金)に開催される。

このイベントは、三菱地所、農林中央金庫、日本経済新聞社および日経BPなどで構成する大丸有SDGs ACT5実行委員会が、5月10日からさまざまなSDGs活動を推進するために行っている『大丸有SDGs ACT5』の一環。『大丸有SDGs ACT5』は、大手町、丸の内、有楽町地区(以下「大丸有」)を起点として、大丸有内外の企業、団体が連携してSDGs達成に向けた活動を推進するプロジェクトだ。

「サステナブルフード」 「気候変動と資源循環」「ウェルビーイング(WELL-BEING)」「ダイバーシティ&インクルージョン」「コミュニケーション」の5つのテーマを設定し、具体的なアクションを通じて社会課題の構造的な問題を明らかにするとともに、社会課題解決型コミュニティーの形成をミッションとしている。

「⼤丸有SDGs映画祭2021」

同映画祭は、大丸有エリアの6拠点を会場として、SDGsに特化した全17作品(うち、短編6本)を約1カ月にわたり上映する。さまざまなゲストを招き、映画作品に関するトークショーを通じて観客が「ただ観て」終わらない、「考え、行動する」ことを目指す。

上映作品は、スーダンのグオル・マリアルが難民からオリンピック選手になるまでの不屈の人生に迫るドキュメンタリー映画『戦火のランナー』をはじめ、リオデジャネイロにある世界最大のゴミ処理場でゴミを利用したアートを制作する過程を追った『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』など、いずれも人類全体に通じる課題をテーマとしながら、分かりやすく楽しめるような作品をラインアップしている。さらに、『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア』から厳選された6点のショートフィルムも観賞できる。

会場は、丸ビルのようなホールだけでなく、有楽町エリアにある飲食店、有楽町マイクロフード&アイディアマーケット(micro FOOD&IDEA MARKET)やさんさんらぼ フューチャー(3×3Lab Future)のようなコワーキング施設までさまざま。普段は映画観賞とは結びつかないような施設を活用しているのも、同映画祭ならではの見どころだろう。また、サテライト会場として池袋のサンシャインシティでも作品上映とアート展示を開催する。

トークイベントでは、映画作品が取り上げる課題の現場に関わっているゲストを招待し、社会課題をより深く理解することができる。『ヴィック・ムニーズ ごみアートの奇跡』の上映回には、80年以上の歴史を持つ産業廃棄物処理会社のナカダイの代表取締役である中台澄之と、先進国が投棄した廃材でアートを作り続けるMAGO CREATION代表取締役美術家の長坂真護などがスピーカーとして参加する。

観賞チケットは1,000円(事前購入制)。公式ウェブサイトで購入できる。上映スケジュールやトークイベントなどの詳細情報も掲載しているので、併せて確認してほしい。

『大丸有SDGs映画祭2021』の詳細情報はこちら

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