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原宿ブームを築いたクレープ屋、竹下通りのエンジェルスハートが閉店

35年の営業に幕、今後は移転の可能性も

Kaila Imada
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Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Cafe Crepe Angels Heart
Photo: Zerobug2000/Dreamstime
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原宿の竹下通りは、若者が集うファッションやカルチャー、新たなカフェやスイーツの発信地として、世界的に有名な観光地だ。原宿の「Kawaii(カワイイ)」文化のパイオニアであり、竹下通りで最初のクレープ店であるエンジェルスハート(Café Crepe Angels Heart)が閉店した。

エンジェルスハートは1983年12月にオープン以来、目を引くピンクの外観と大きなハート、カラフルで特徴的な食品サンプルで、多くの客をとりこにしてきた。ピーク時には一日当たり、約3000個のクレープが売れていた時もあったという。アイスクリーム、フレッシュなフルーツ、生クリームから、ハムやエッグサラダなどさまざまな具材が特徴の甘くておいしいクレープに、観光客をはじめ訪れる人々の行列ができているのを見かけたものだ。 

シブヤ経済新聞報じたように、閉店理由は入居するビルの賃貸借契約満了によるもの。ただし、竹下通りまたは近くのキャットストリートなどへの再出店も検討しているという。

竹下通りのランドマークであった店は閉店したが、東京では系列店のラフォーレ原宿六本木ヒルズにあるカフェクレープが残っている。

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