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渋谷最大規模のクラブATOMがコワーキングスペースに変身

『いいオフィス』運営担当者に聞く、コワーキングスペースの魅力

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
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渋谷最大規模のクラブが、日中のフロアを活用したコワーキングスペースをオープンした。光るサイネージとキックが強めのダンス音楽。「アゲ」な雰囲気だからこそ、仕事にも勢いが出そうだ。

昼間のクラブでパソコンを広げる非日常体験

2020年12月から渋谷のクラブ アトム(Atom)がコワーキングスペース、いいオフィス渋谷 by アトム トーキョーの運営を開始した。机や椅子はもちろんのこと、電源やWi-fiも完備。働きやすい環境は整っている。 特異な点はやはり、通常のクラブ営業時をほうふつとさせるワークスペース。映像演出や、ボリュームを押さえつつ心地よく流れるアップテンポなBGMなど、随所に「クラブっぽさ」がある。自宅勤務に飽きた人や、図書館などの静かな場所で集中できない人にとっては好都合な空間だ。

いいオフィス渋谷 by アトム トーキョー(Photo:いいオフィス)
いいオフィス渋谷 by アトム トーキョー(Photo:いいオフィス)

「実は、クラブがコワーキングスペースとして登録されるのは、『いいオフィス』史上初めてなんです」 そう語るのは、いいオフィス社で広報を担当する船底春希。

企業が運営するコワーキングスペースのいいオフィスは、全国に約300ものフランチャイズ店舗を持つ。主に一般的なコワーキングスペースが登録されているが、なかには飲食店や宿泊施設のラウンジなど、異業態の遊休スペースやアイドルタイムを活用したものもある。実は店舗数が一気に増えたのはここ1年ほどの話で、2019年末時点にはわずか20店舗ほどだった。

「ATOM TOKYOから問い合わせを受けたのも、昨年の8月ごろ。『日中のフロアをうまく活用したい』『普段クラブに縁のない人にも足を踏み入れてもらいたい』という要望を受け、開設準備がスタートしました」(船底

コインロッカーや喫煙所あり、利便性の高さがポイント

いいオフィス渋谷 by ATOM TOKYOには、ほかの店舗にはあまり見ない特徴もあるという。

「コインロッカーや喫煙所などの設備が充実している場所は珍しく、クラブならではだと感じます。空気清浄機なども駆使しながら意識的に換気も行っていて、机と椅子、電源やWi-fiも十分整っていたので、働く環境として利便性の高さを感じましたね。アクセスの良さや、コンビニが近くにあるところもポイント。ストレスなく作業をしたい人にはピッタリの場所だと思います」船底

いいオフィス渋谷 by アトム トーキョー(Photo:いいオフィス)
いいオフィス渋谷 by アトム トーキョー(Photo:いいオフィス)

いいオフィスの利用は会員登録制だ。ウェブアプリから利用したいオフィスのチケットを購入すると、チェックインに必要なQRコードが発行される。3時間、1日のみなど都度購入で利用ができる『ドロップイン プラン』のほか、国内外の300店舗以上(2021年2月時点)月額2万円(+税)で使い放題の『プレミアムプラン』もある。

自宅での作業が苦になってきた時のリフレッシュ方法の一つとして、環境を変えるのは効果的。新型コロナ対策とマナーを心掛けながら、リモートワークを楽しみたい。

いいオフィス渋谷 by アトム トーキョーの詳細はこちら

テキスト:高木望

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