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ヨックモックが原宿に「クッキーのアトリエ」をオープン

空間設計はへラルボニーが担当、描き下ろしのオリジナルアート作品を展示

テキスト:
Aya Hasegawa
クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局
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2024年5月17日(金)〜6月6日(木)の期間限定で、ヨックモックの設立55周年記念企画として原宿・表参道にポップアップショップをオープン。1969年以来、「お菓子は創造するもの」という思いのもと、心を込めた菓子作りを続けてきたヨックモックが、「人と人がつながる場所」として「クッキーのアトリエ」を提案する。

クッキーのアトリエ
Photo: Time Out Tokyo Editors

ポップアップショップでは、2層の食感の異なる生地を重ね、フルーツなどフレッシュな素材を組み合わせた5種の「クッキーパレット」」(550円、以下全て税込み)を展開。3種のクッキーパレットのほか、ゲストの目の前でキャラメリゼし、冷たいアイスを添えて提供する「クッキーパレット キャラメリゼ」(770円、イートイン専用)2種がラインアップする。

クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局クッキーパレット

大きなクッキーの上にはフレッシュな果物や野菜が乗り、生地もそれぞれの素材に合うように調節しており、頬張るごとに食感と食材との一体感が楽しめる。

いずれのクッキーも、ポップアップショップのタイトルの「アトリエ」にちなみ、商品名はそれぞれのメニューの象徴的な色味を表現するフランス語の色の名前だ。

クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局クッキーパレット ルージュ

オープン前日に行われたメディア向け内覧会で、筆者は赤いトマトが主役の「クッキーパレット ルージュ(トマトチーズ)」を試食した。

トマト風味の生地の中にモッツァレラチーズを挟み、トップにはトマトのスライス、そしてディルが鎮座する「お食事系」クッキー。甘さとしょっぱさ、そして、トマトのフレッシュさが絶妙に混じり合い、さらにボリュームもある。

クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局

製造担当者に話を聞いたところ、エビやブロッコリーを使ったクッキーも検討されたそう。「モッツァレラチーズの伸びる感じもいいですよね。ぜひ焼きたてをお召し上がりください」と話していた。

さらに、「クッキーパレット」の味と香りを引き立てる、初夏らしい爽やかで鮮やかなドリンクも用意している。

クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局クッキーの夜会

また、金・土曜の17〜20時(L.O.19時)限定で、特別なデセールを提供する「クッキーの夜会」を開催。初夏を感じさせるフルーツとラングドシャーを組み合わせたデセールとカクテルが楽しめる。

クッキーのアトリエ
画像提供:ヨックモックPR事務局ヘラルボニーとライセンス契約を結ぶアーティストの小林覚

なお、ポップアップショップの空間設計は、異彩作家とともに新しい空間を作るアートエージェンシー「ヘラルボニー」が手がけた。イートインスペースの2階には、ヘラルボニーとライセンス契約を結ぶアーティストの小林覚が、クッキーのアトリエで販売する5つのクッキーパレットを食べて描き下ろしたオリジナル作品をウォールアートとして展示。1階にはその原画が飾られている。

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