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外国人観光客の入国制限緩和「添乗員なしツアー」の入国が可能に

観光客数が大幅に下回ったことも要因に

Lim Chee Wah
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Lim Chee Wah
Editor-in-Chief, Time Out Tokyo
Mount Fuji
Photo: Tianshu Liu/Unsplash
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日本はパンデミック後の世界において、主要7カ国(G7)の中で唯一、観光を全面的に再開していない国だ。2022年8月31日に首相の岸田文雄が、9月7日以降の水際対策の緩和について明言した。

外国人観光客の入国に関しては、今年6月に受け入れを開始。現在はビザなし入国を許さず、添乗員付きのツアーでの団体観光客のみ入国を許可している。NHKの報道によると、このツアーは「自由度が低い」ということから不評で、7月に日本を訪れた観光目的の入国者は8000人に満たなかったという。

7日以降の緩和では、1日当たりの外国人旅行者の入国者数を2万人から5万人に引き上げ。トラベルボイスによると、個人旅行者は「添乗員を伴わない訪日パッケージツアー」というもので、団体行動はせずに自由に観光が楽しめるようになるようだ。

しかし、依然として旅行会社を介することや、ビザを申請する必要があり、その手続きは面倒なものである。

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