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蘆花恒春園のパークサイドカフェが朝8時からキッシュプレートを発売

「coffee & baked LOCASA」で緑豊かな朝のひとときを

編集:
Genya Aoki
寄稿::
Aya Ueno
コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno
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世田谷区の「蘆花恒春園」沿いにたたずむ「コーヒーアンドベイクド ロカーサ(coffee & baked LOCASA)」が2023年7月からオープンを8時からに変更し、新たなモーニングプレートを発売。カフェモーニングを愛する人々からひそかな注目を集めている。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno

同店は、移動販売の古着屋やアメリカンフードを提供するキッチンカーを営んでいた横谷仁が、2022年12月にオープン。アメリカの田舎町にポツンとたたずむカフェをイメージしたという店内には、セカンドハンドの木材を使用したオリジナルのショーケースをはじめ、優しい木目を生かしたインテリアが揃う。窓から緑豊かな公園の景色を望む開放的な雰囲気も魅力だ。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno

蘆花恒春園にはドッグランや幼稚園が併設されており、平日の朝から、犬を散歩している人や幼い子どもを連れた家族が目立つ。当初は10時に開店してモーニングを提供していたが、「朝の休憩場所として利用したい」という客からのリクエストが多く、この度、オープン時間を2時間早めたという。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Uenoオーナーの横谷

同時に登場したのが「キッシュプレート」(1,100円、以下全て税込み)だ。卵と生クリームが多く含まれたキッシュは、ふわとろの食感にほんのりとチーズの香る優しい味わいで、朝にぴったり。中には、ベーコンと柔らかく甘みのあるホウレンソウがたっぷりと入っている。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno

サイドには豆、細かく刻んだニンジン、トマトを長時間煮込んだチリコンカン、自家製バゲット、甘くマリネされたニンジンのラペが付く。どこか懐かしい母の味を連想させるような優しい味わいが印象的だ。複数の総菜が一度に楽しめるので、満足度も高い。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno「エスプレッソレモネード」

プレートにはドリンクもセットになっている。おすすめのチョイスは「エスプレッソレモネード」(120円追加)。国産無農薬のレモンを使用したオリジナルのレモネードに、ロースターの「リットコーヒーサービス(Lit coffee service)」が手がける、ホンジュラスとエチオピアの同店オリジナルのブレンド豆を使用したエスプレッソが1ショット加えられている。

蜂蜜の柔らかな甘みが感じられるレモネードに、チョコレートを思わせる中いりの香り深いエスプレッソが交わり、すっきりとしながらも黒糖のようなコクのある味わいに。暑さや湿気にぐったりとした体を癒やす、暑い時期にぴったりなドリンクである。

このほか、スウェーデン産のライトなビールやナチュールワインも取り揃えているので、朝からアルコール類と合わせてみるのもいいだろう。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno

店内には、焼き菓子も常時15種類ほど用意。マフィン、グルテンフリーのパウンドケーキ、スコーン、ケーキなどのほか、夏場はアイスクリームやアイスサンドもある。

コーヒーアンドベイクド ロカーサ
Photo: Aya Ueno

ヨーロッパから仕入れたというアンティークの皿も魅力の一つ。店内で使用される食器やカトラリーは一部購入もできる。席はテーブル席やカウンターのほか、靴を脱いでくつろぐことができるマット席のテーブルも。都会の喧騒(けんそう)を忘れ、緑豊かな空間で心休まる朝のひとときを過ごしてほしい。

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