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ニューヨーク生まれのブランド『Manhattan Portage』による都市型音楽プロジェクト『City Connection』が、人数制限を行い開催される。2019年のキックオフイベントでは、その年の代官山UNITにおける最大動員数を更新し、2020年の生配信も大きな反響を呼んだ。今回はどのように「都市のカルチャー」を切り出すのだろうか。
初回開催でフロアの最大動員数を更新
このイベントは「都市からつながるアーティストたちとともに都会に生きる全ての人たちの日常に彩りを」をテーマに掲げ、2019年にローンチ。
2019年10月、代官山UNITの3フロアを開放したキックオフイベントでは、tofubeatsやFNCY、in-d、PAELLAS、underslowjamsがライブアクトとして出演。DJ陣にはLicaxxx、MURO、okadada、そしてD.A.N.などが参加した。
2020年には、Instagramのライブ配信やDJミックスなど、オンラインでも楽しめる企画をスタート。仮想ライブ空間をDOMMUNEと共に創り出し、AAAMYYY、オカモトレイジ (OKAMOTO’S)、Ovall、ShioriyBradshaw、starRo、環ROYの6組による5時間の生配信を開催している。
今年のCity Connectionはリキッドルームで人数制限付き開催
そして2021年7月18日(日)には、恵比寿のリキッドルームで新たなイベントとして来場者400人限定で開催することを発表した。
ラインアップにはミニマル、メロウなサウンドでダンスカルチャーとの接点を国内外で体現してきたバンドD.A.N.に加え、音楽レーベルKAIKOOを設立したBAKU、新作EP『Separate Life』をリリースした若手プロデューサーのLITTLE DEAD GIRL、シンガーソングライターの向井太一、KANDYTOWNのフロントマンのみならずソロでも精力的に活躍するRyohu、そして中毒性の高いエレクトロサウンドが注目のZOMBIE-CHANGの、総勢6組が参加する。
また、気鋭映像作家マザーファッ子によるティザームービーも公開。ZOMBIE-CHANGの楽曲『CAFFEINE & NICOTINE』に乗せ、ニューヨークと渋谷の風景がクロスオーバーする様子が表現されている。
今回はZAIKO LIVEでの生配信も行い、会場に足を運ばなくても自宅からイベントを楽しむことができる。City Connectionのプロジェクトマネジャーである内野大悟(Manhattan Portage)は、開催への意気込みを次のように語った。
「コロナという苦しい状況もありますが、都市を通して音楽を発信していきたいという思いは当初より一貫しています。来場した瞬間から余すことなく音楽を楽しんでもらいたいので、ステージとは別にブースを組むことでゲストに転換を感じさせず、常に音が鳴っている環境を実現しました。
『City Connection』という器の中で異なるスタイルをミックスアップして、バンドサウンドが好きな人も、クラブで音を浴びたい人も楽しめるようになっています。当日、新しい音楽や遊び方を知ってもらえたらうれしいです」
『City Connection powered by Manhattan Portage』の詳細はこちら
テキスト:高木望
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