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いつも遅くまで仕事をしていて、友達とあまり会えてなかったり、家族行事にもなかなか参加できなかったりする? ワークライフバランスは保つのは難しいことだ。しかし、うらやましいことに、それがかなりうまくいっている都市もあるようだ。
最近、技術系企業であるKisiが、仕事と生活に対して最も健康的なアプローチをとっている都市を調査し、ランク付けをした。評価項目は休日手当、育児休暇、遠隔地勤務の割合、失業率、インフレ率、男女平等、医療へのアクセスなど。かなりしっかりとした調査といえるだろう。
その結果、1位になったのはノルウェーの首都オスロ。次にベルン(スイス)、ヘルシンキ(フィンランド)、チューリッヒ(スイス)、コペンハーゲン(デンマーク)と、ヨーロッパの都市が続いているのが興味深い。
一方イギリスの都市は、かなり下位にランクイン。リバプールが24位に入り、グラスゴー(25位)、ロンドン(27位)を抑えて、辛うじての同国内での「1位」だった。ただ、イギリスでは過去最大の週休3日制の導入実験が始まっている。うまくいけば、近い将来「超ロングウィークエンド」の定常化もあり得る。そうなれば同国のランクも上がってくるだろう。
アメリカの都市では、シアトルが32位に入っている。かなり低調な結果だが、まだまだ働き過ぎの都市はある。ワークライフバランスが「最も取れていない都市」として、ドバイ(アラブ首長国連邦)、香港(中国)、クアラルンプール(マレーシア)、シンガポール、そしてモンテビデオ(ウルグアイ)などが挙げられてる。もしあなたが海外に移住して新しい場所で再出発したいと考えているなら、これらの場所は避けるべきかもしれない。
ランキングのトップ10は以下の通り。
ワークライフバランスが最も優れている都市 2022 (Kisi)
1. オスロ(ノルウェー)
2. ベルン(スイス)
3. ヘルシンキ(フィンランド)
4. チューリッヒ(スイス)
5. コペンハーゲン(デンマーク)
6. ジュネーブ(スイス)
7. オタワ(カナダ)
8. シドニー(オーストラリア)
9. シュトゥットガルト(ドイツ)
10. ミュンヘン(ドイツ)
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