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自分の家には、結構立派なクリスマスツリーを飾っていると思っているだろうか。イタリアのグッビオにある、世界で最も象徴的なクリスマスツリーの一つのことを知ったら、その考えも改まるかもしれない。何千もの電飾が施されているこのツリーの大きさは1000平方メートル以上で、30マイル(約48キロメートル)先からも見られるという。さすがにこの巨大さにかなうツリーはそうないだろう。
ただ察しの通り、、グッビオのツリーは正確には「木」ではない。インジーノ山の斜面に浮かび上がる、巨大な光のディスプレーなのだ。数千もの色とりどりのライトと数キロに及ぶ電線ケーブルが点灯されるのは毎年12月7日。1981年に初めて登場し、1991年以降はギネスブックに「世界最大のクリスマスツリー」として登録されていることでも有名だ。点灯式は近年盛り上がりを見せ、フランシスコ教皇やベネディクト16世など、ローマ教皇がスイッチを押している。
グッビオは、イタリアのウンブリア州にある中世の古都。ローマ遺跡や水道橋で有名なこの街は、ローマやフィレンツェから車で約2時間半の距離にある。
この街のクリスマスツリーがとても壮大に見えるか、(本物の木ではないため)ひどく貧弱に見えるか、好みが分かれるところかもしれない。しかし、自身の目で見る価値があることは間違いない。ツリーの点灯期間は、2022年12月7日(水)から2023年1月12日(木)まで。
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