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2023年8月9日、中国政府が日本行きの団体旅行を解禁する方針であることが分かった。同日の9日、中華人民共和国駐日本国大使館が外務省に対し、10日に団体旅行を解禁するという内容の文書を伝達したという。
中国政府は、コロナウイルスまん延後、国内の旅行会社に対して海外への団体旅行の取り扱いを制限。そして国際的に緩和が進んだ今年の2月から、段階的にタイやインドネシアなど60カ国を対象に解禁を進めてきた。今回の解禁が決定すると、約3年半ぶりに日本への団体旅行が復活することとなる。
2019年には中国人旅行客がインバウンド全体の約3割を占め、959万人が日本を訪れている。2023年6月の訪日客数はコロナ前の7割の水準まで回復しているが、中国からはいまだ2割程度である。今回の解禁を皮切りに、インバウンドが回復し、中国人旅行客の代名詞である「爆買い」の光景が復活する日も近いかもしれない。
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