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テレビ番組で、クールなセイウチひげを持つ、陽気なセレブシェフを見かけたことがあるだろうか。彼の名前は、マーティン・ブリュノス。かつてイギリスのブリストルとバースにあったミシュラン二つ星のレストラン、Lettonieを経営していた、イギリス料理界のレジェンドシェフだ。
ブリュノスは人気だった店を閉めた後、テレビの世界へ進出し、イギリスやオーストラリア版の『料理の鉄人』といった料理番組で活躍。2017年からはバンコクのホテル、Eastin Grand Sathorn Bangkokにオープンした自身の名を冠したレストランで、「気取ってない、心のこもったクラシカルなコンフォートフード」を提供するべく、料理の腕をふるってきた。
2021年2月8日、そんな彼の料理の才能の幅広さをさらに体験できる新しいカフェ、in the pink @Blunosがバンコクにオープンした。場所はEastin Grand Sathorn Bangkok14階の屋外エリアだ。
ブリュノスのオフビートなノリが感じられるこのカフェのメニューに並ぶのは、エッグ&フライ(アンズとヨーグルトで再現した「卵」に、グリーングアバのフレンチフライ、イチゴとラズベリーのケチャップを添えたもの)、ロージーローズ(ローゼルと金箔(きんぱく)を使ったゼリー、ココナッツとバニラビーンズのミルク、透明化したローゼルのつぼみで作った「タピオカミルクティー」風ドリンク)など。
店のキーカラーはもちろんトロピカルピンクだ。「ピンク色」に囲まれながら、涼しげな風を浴び、健康志向かつフォトジェニックなメニューを楽しむことができる。
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