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24時間いつでもスイーツを購入、シャトレーゼが無人決済店舗をオープン

パンやデザートをスキャンなしで簡単決済

Kaila Imada
テキスト:
Kaila Imada
Associate Editor, Time Out Tokyo
Chateraise Nishi Azabu
Photo: Kaila Imada
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市場や商店街など街の伝統を感じる買い物スポットがひしめく東京だが、近年ではスーパーの無人レジが増え、テクノロジーの進化が感じられる。1954年創業の菓子メーカー「シャトレーゼ」は、「シャトレーゼ西麻布店」を24時間営業の無人決済店舗としてリニューアルオープンした。今回の試みは、日本の菓子チェーンでは初。「無人レジ」を導入することで24時間営業できるようになり、早朝や夜遅い時間のニーズにも対応する。 

シャトレーゼ
Photo: Kaila Imada

9時から20時までの間は通常営業のため、スタッフが常駐。この時間帯は今まで通り、店内の工房で焼き上げるケーキやクロワッサンなどが購入できる。20時以降は棚や冷蔵庫、冷凍庫にある商品のみを販売し、天井に設置されたカメラなどの情報から客が手に取った商品をリアルタイムに認識。無人レジは日本語と英語の両方に対応する。

シャトレーゼ
Photo: Kaila Imada

棚にはパッケージ入りのペストリーやケーキ、クッキーなど、たくさんのスナックやスイーツがラインアップ。冷蔵庫にはプリンやヨーグルト、シュークリーム、あんみつなどが並ぶ。

シャトレーゼ
Photo: Kaila Imada

冷凍コーナーも充実。アイスクリームや冷凍ケーキ、ワッフルなどのデザートのほか、遅い時間のディナーにもなるピザなどが用意されている。

シャトレーゼ
Photo: Kaila Imada

無添加のパンや大福、フルーツゼリーなどを扱うコーナーもある。

シャトレーゼ
Photo: Kaila Imada

この無人レジの最大の魅力は、商品をスキャンする必要がないことだ。実際に買い物かごをカウンターに置くと、システムが自動的に購入商品を計算をしてくれた。現金やクレジットカードはもちろん、交通系ICカード、QR決済などのシステムを使って支払うことができる。

今後このような無人店舗が増えることで、コンビニエンスストアでは購入できないスイーツや菓子などを好きな時間に楽しめるようになるはずだ。店舗の詳細は公式ウェブサイトから確認してほしい。

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