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西荻窪でウクライナ支援のチャリティーマーケット、リトアニア人女性が主催

3月20日開催、9店舗以上が参加

編集:
Genya Aoki
寄稿::
Yoko Fukushima
Charity Market for Ukraine Relief
画像提供:ヴィカのかき氷屋さん
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独自の感性を持ち味にしたディープな店舗が立ち並ぶ西荻窪。その一角にある、洋服店とコーヒースタンドとギャラリーが一体になった店舗、ハトバ&ストア(HATOBA&SUTOA)の店頭で、2022年3月20日(日)にウクライナ支援のためのチャリティーマーケットが開催される。9以上の店舗や個人が参加を予定しており、購入できる商品はリトアニアのクラフトやマフィン、グラノーラ、観葉植物など多岐にわたる。

ヴィカのかき氷屋さん
ヴィカのかき氷屋さん

発起人は、不定期営業のかき氷専門店、ヴィカのかき氷屋さんのオーナーであるリトアニア出身のヴィカだ。リトアニアはウクライナとは隣国ではないものの、1990年代初めにロシアからの独立を宣言したという歴史を共有している。

「旧ソ連の国々の世代は、喪失、占領、抑圧、文化の抹殺、強制的な同化の集合的な記憶を共有しています。ウクライナの人々が経験していることは、想像を絶するものであり、あまりに悲惨な現実であり、悪である。ウクライナは私たち全員のものであり、私たち全員のためのものです(原文ママ)」と、ヴィカは今回のチャリティーのためにメッセージを寄せる。

チャリティーマーケットの詳細は、以下の通り。

【参加店舗(販売商品)】

LTshop(リトアニアクラフト)

Go! Muffins go!(マフィン・グラノーラ)

カノムパン(ブラウニー)

calm(シロップ)

Viktorija Makauskaite(ポストカード)

hang(植物)

新田佳子(ガラスの器)

髙知子(刺繍作品)

【開催時間】

11〜17時を予定

寄付も募っており、募金した人への返礼として、ウクライナの国花であるヒマワリの種とウクライナの蜂蜜を使った菓子を用意。集めた寄付金の支援先は、女性と女児の健康と権利を保護する国連人口基金(UNFPA)か、英国動物慈善団体のNetwork for Animalsの2団体を検討している。小学生の娘を持つヴィカは「女性の安全な出産や子どもたちを支援したいという強い思いがあり、支援先を2つに絞りました」と話す。

ヴィカは来日したばかりの頃に、和菓子とは違った美しさを持つかき氷を見て感動。以来オリジナルのアーティスティックなかき氷を次々と作り出し、多くの人の目と舌を楽しませている。店舗はハトバ&ストアに間借りする形で、月に1回程度営業。スケジュールは公式Instagramをチェックしてほしい。

20日のかき氷は残念ながらすでに予約で完売してしまったが、『フルーティビーツ酵素シロップ』や『塩レモンピール』などオリジナリティーあふれるメニューを提供する予定だ。

2階のカフェは、かき氷以外にもドリンク類を提供している。チャリティーマーケットで買い物を終えたら、一息つくのもいいだろう。「ほんの少しの支援で、ウクライナの子どもたちに笑顔が戻るかもしれない」とヴィカは来客を呼びかける。西荻窪の街で、ウクライナ支援と平和への取り組みに参加してみよう。

ウクライナ支援チャリティーマーケットの詳細情報はこちら

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