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「スピークイージー」な隠れ家シーシャバーが三軒茶屋に登場

「茶煙 四十九手」で上質な大人の時間を堪能する

テキスト:
Kosuke Hori
Editorial Assistant
茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa
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三軒茶屋駅からすぐ、線路沿いの小道に「スピークイージー(speakeasy)」をコンセプトにしたシーシャカフェ&バー「茶煙 四十九手」がオープン。一見すると趣深い古民家のコーヒースタンドのようだが、扉を開けると奥には落ち着いた和の空間が広がる。入店するにはいくつか方法があり、InstagramやLINEから問い合わせる方法があるが、「秘密の入店方法」として公式ウェブサイトに隠された「仕掛け」を見つけてほしい。驚くこと間違いなしだ。

「スピークイージー」とは、アメリカの禁酒法時代に美容院や洋服店などの一室で密造酒を販売していた酒場のこと。10年以上三軒茶屋で古着屋やカラオケバーを経営する店主たちが次のステップとして、自分たちが楽しめる、年齢に合った落ち着ける空間を作りたいと思い「スピークイージー」を模した店にしたという。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

店内は落ち着いたグレーの壁と緑のソファ、古民家ならではの木造建築らしい造りにむき出しの配管が絶妙にマッチしている。2階にはVIPルームを設置。大手百貨店のディスプレーなどを行うフラワーコラボレーターの志村大介が手がけた花の装飾は、とても華やかだ。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

BGMは昭和歌謡からアンビエント、ポストロックまで幅広いジャンルから選曲。壁にはプロジェクターでアニメの「ぼのぼの」を投射し、トイレでは落語がエンドレスで流れている。このアンバランスさと空間の分断を楽しんでほしい。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

基本料金としてチャージ1時間500円(以下全て税込み)で、シーシャやドリンクはその都度注文できる。 まず味わいたい「お茶け(茶割り)」には、静岡の名産品である掛川茶を使用。おすすめは抹茶と玄米をブレンドした「掛川抹茶入り玄米茶割り(玄米茶割り)」、香ばしさ引き立つ「上級ほうじ茶割り」、深煎りした紅茶の風味を感じる「和紅茶割り(紅茶割り)」だ(各600円)。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

クラフトサワーは「さっぱりいちごとペッパーサワー」「スパイストマトサワー」「自家製レモンサワー」が人気(各800円)。店内で果実とスパイスを2週間漬け込み、丁寧に作られている。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

シーシャは8種類の「オリジナルシーシャ」(2,500円)と10種類の「CBDシーシャ」(4,000円)がそろう。CBDシーシャは、オイルよりもリラックス効果を感じやすいそう。フレーバーはライムとヒノキをミックスした「スプライト」や、ユズと紅茶の「柚子香る和紅茶」、リンゴと紅茶の「アップルティー」、ヒノキとジャスミンの「フォレストバス」など、上質のカクテルのような味わいで、時間と共に変化を楽しめる。

茶煙 四十九手
Photo: Keisuke Tanigawa

2階のVIPルームは1時間1万円で、ハイボールと緑茶割りが飲み放題。会員制度もあるので気になる人は問い合わせてみよう。ホスピタリティーあふれる接客は初心者にも安心だ。友人や大切な誰かと、シーシャを通して特別な時間を共有してみては。

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