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メスカルについて学べるホテルがメキシコのオアハカにオープン

Casa Silencio、蒸留所を併設

Ed Cunningham
テキスト:
Ed Cunningham
News Editor, UK
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2021年秋、メキシコのオアハカにメスカル好きが大喜びするであろう、蒸留所併設のホテル、Casa Silencioが誕生した。ここではアガベの収穫から下準備、発酵、蒸留までの各工程が見学できるツアーなどを通して、メスカルについての知識を深め、その伝統や産地におけるものづくり精神に浸ることができる。

Casa Silencioができたのは古いメスカル工場跡で、伝統的な建物はスタイリッシュに改装されている。ホテルの部屋はラグジュアリーなリトリート風で、家具はデザイン性が高く、スパのようなバスルームもある。ラグやキャンドル、ランプなどは、地域の歴史と伝統を表現するために地元の職人が製作したものが選ばれた。

Casa Silencio
Photograph: Onnis Luque

素晴らしいことに、このホテルは環境に対する取り組みにも力を入れている。蒸留所で出た水を回収してホテルで再利用しているため、地元生態系へのダメージを軽減。また、新しい建物の建材には全て再生土と古木材を活用し、ホテル内の壁を分厚くすることで自然な空調を可能にして、冬は暖かく夏は涼しく保たれる空間を実現した。

Casa Silencio
Photograph: Onnis Luque

Casa Silencioの部屋は大小6つがあり、料金は1室1泊1,000ドル(約11万4,000円)から。料金には蒸留所の見学ツアー参加費はもちろん、朝昼晩の食事、テキーラやメスカルのドリンク代などが含まれている。宿泊しなくても蒸留所の見学、メスカルの試飲、コースディナーがセットになったプランもあり、こちらは1人250ドル(約2万8,500円)から楽しめる。

原文はこちら

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