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これは彼女の「カムバック」と呼んでいいだろう。俳優業から引退を発表していたキャメロン・ディアスが、Netflixの新作コメディー映画でジェイミー・フォックスの相手役を務めることになった。
「Back in Action」というタイトルが付けられたその作品は、2023年の公開予定。「モンスター上司」を手がけたセス・ゴードンが監督を務める。ディアスとフォックスの共演は、ディアスが引退を発表する前に参加した最後の作品となった2014年公開の「アニー」以来だ。
フォックスはディアスと電話で話したこと、その会話の中で2022年2月にユニフォームを脱ぐと表明しながらわずか40日ほどでそれを撤回したアメリカンフットボールの伝説的選手であるトム・ブレイディを誘い、ディアスに「引退を撤回する方法」を伝授するよう頼んだことを明らかにした。
ディアスはフォックスに「今、すごく不安。でも、どうしたらいいのか分からないわ」と心中を打ち明けた。ブレイディはディアスに対して「ジェイミーに、あなたが引退しないためのヒントが必要だと言われたよ。僕は比較的、引退しないことに成功しているんだ」と話したという。
1994年のコメディー映画「マスク」でジム・キャリーの相手役としてデビューしたディアスは、その後20年間、数々の大作に出演してきた。おそらく最も知られている作品は、「シュレック」や「チャーリーズ・エンジェル」シリーズ。「ホリデイ」などのロマンチックコメディーや、「ギャング・オブ・ニューヨーク」「バニラ・スカイ」などのダークな雰囲気の作品でも有名になった。
女優業から離れる決断をしたことについて、ディアスは2021年に「個人的、精神的な自己」のためだと説明。ケヴィン・ハートのトーク番組「Hart to Heart」で、次のように語っている。
「私としては、自分の人生を自分で管理できるようにしたかった。日課は文字通り、その日にするべきことを、自分でやりくりすること。夫と出会い、家庭を築き、以前は時間がなかったことを全てをやり遂げることができた。時間がなかっただけでなく、その時の自分にとって正しい決断をするための余裕がなかったなかったのです」
そのトーク番組の様子は、以下で見ることができる。
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