[title]
市民権を得るのが簡単な国や、デジタルノマドビザの提供を開始した国もたくさんあるが、強力なパスポートを持っていて損はない。イギリスのコンサルティング会社「ヘンリー・パスポート・インデックス」は、国際航空運送協会(IATA)のデータをもとに、ビザなしで訪問できる国や地域の数を、
2024年版のランキングでは、2023年7月に1位から3位に転落した日本が首位に返り咲いた。日本は、シンガポールと並んで長い間このランキングのトップに君臨してきたことで有名だ。また、今回の結果では、シンガポール、フランス、ドイツ、イタリア、スペインの計6カ国が同数で首位に並んだ。6カ国が首位の座を分け合う結果となったのは、初のこと。これらの国のパスポートを持っていれば、
2位はフィンランド、スウェーデン、韓国で、193カ国。3位はオーストリア、デンマーク、アイルランド、オランダで、192カ国だった。一方、最下位のアフガニスタンがビザなしで渡航できる国と地域は、たったの28カ国だ。
ランキングの結果は以下の通り。
1. フランス、ドイツ、イタリア、日本、シンガポール、スペイン (194カ所)
2. フィンランド, 韓国, スウェーデン (193カ所)
3. オーストリア、デンマーク、アイルランド、オランダ (192カ所)
4. ベルギー、ルクセンブルク、ノルウェー、ポルトガル、イギリス (191カ所)
5. ギリシャ、マルタ、スイス (190カ所)
6. オーストラリア、チェコ、ニュージーランド、ポーランド (189カ所)
7. カナダ、ハンガリー、アメリカ (188カ所)
8. エストニア、リトアニア (187カ所)
9. ラトビア、スロバキア、スロベニア(186カ所)
10. アイスランド (185カ所)
アジア諸国がここ数年ランキングの上位を占めているのは、これらの国々が世界各国と外交関係を築き、維持してきたことの証である。同社によると、旅行者がビザなしで渡航できる国や地域は、全体的により自由な渡航に向かっているという。しかし、ランキング上位と下位の人々の移動の格差は、いまだかつてないほど広がっているのも事実だ。
※「Calling all passport nerds: the 2024 power rankings are in(原文)」を参考に情報を追加。
関連記事
「Calling all passport nerds: the 2024 power rankings are in(原文)』
『スカイスキャナーの人気旅行先ランキング、日本の3都市が10位以内に』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら