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新宿の象徴的な存在である「新宿アルタ」が閉店し、一時代の終わりを感じた人も多かっただろう。続いて2025年3月16日(日)、新宿駅新宿駅を彩った商業施設「新宿ミロード」も40年の歴史に幕を下ろす。

1984年10月4日、「ヤングの情報発信基地」をコンセプトに、16歳から25歳をターゲットとして開業。ファッション・バラエティーグッズ・レストランを中心とした123店舗が入居した。「モザイク通り」にはミニFM局を開設し、最先端情報を発信した。
1998年に「ミロードデッキ」が開通し、2000年にはモザイク通りが「新宿景観まちづくり賞」を受賞するなど、ファッションビルとしてのみならず、新宿の街づくりにとっても大きな存在感を示した。
フィナーレのイベントとして、10日(月)〜16日(日)には、「おしまいのFINAL 7DAYS」を開催。各店舗では閉店セールやノベルティプレゼントを実施するほか、寄せ書きコーナーが登場する。

最終日には、レシートを提示すると先着2000人に、感謝を意味するピンクのバラのプレゼントを行う。
閉店後の跡地には、新たに地上8階・地下2階の建物が建設され、駅施設や商業施設が入居。完成は2029年を予定している。新宿の新たなスポットに期待したい。
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