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2020年3月以降、パンデミックによる閉鎖を続けてきたブロードウェイだが、その復活を彩る新しいショーの発表が相次いでいる。その一つで注目するべきなのが、2017年と2018年に236回の公演が行われた『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』だ。
公式プレスリリースによると、ブルース・スプリングスティーンの自伝を元にしたこのショーは、2021年6月26日(土)から9月4日(土)まで、
スプリングスティーンは、公式声明で、「『Springsteen on Broadway』をやるのが大好きだった。ブロードウェイ復活の一環として再演を依頼されたことに感激しているよ」と語っている。また、初日の収益は、ニューヨークとニュージャージーの地元慈善団体に寄付されるという。
コロナ禍を経て時代は明らかに違うものになってしまったが、今回の再演もオリジナル公演と同じように驚くべき成功を収めるだろう。基本的にスプリングスティーンのソロコンサートといえるこの『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』は、当時1億1,000万ドル(約120億円)以上のチケットを売り上げただけでなく、5カ月間も公演が延長。最終的にはNetflixの同名のスペシャル番組として撮影され、高い評価を受けている。
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