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ニューヨーク州で娯楽用大麻が解禁

ゆくゆくは「自宅での栽培」も可能に

Will Gleason
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Content Director, The Americas
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ニューヨーク州における大麻の合法化について、2021年3月初めに合意に達していたニューヨーク州議会が、30日夜に合法化法案を可決。31日に同州知事であるアンドリュー・クオモが同法案に署名し、ニューヨーク州内で娯楽用大麻が合法となった。

これまで、大麻の販売による税収をどのように配分するか議員間で意見の相違があったが、大麻の取り締まりでより多くの影響を受けてきた地域の支援に、収入の40%を充てることで解決している。

この法律の一部は、直ちに施行。ニューヨークでは、娯楽目的の大麻は3オンス(85.05グラム)まで、オイルのような濃縮タイプは24グラムまで所持できるようになった。

そのほかの大規模な改変が実施されるまでには数カ月を要する。最終的には、大麻の配達サービスの利用、自宅で6本までの大麻栽培、さらには所定の「消費場所」での大麻の使用が可能となる。また、大麻を販売するディスペンサリーがオープンするまでには、1年以上の時間がかかる見込みだ。

ニューヨーク州では、娯楽用大麻の売上から、最大3億5千万ドル(約387億円)の税収増を期待している。

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