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東京オリンピックで、20歳の入江聖奈(いりえ・せな)がボクシング女子フェザー級(54-57キロ)で金メダルを獲得した。ボクシング女子で日本の選手がメダルを獲得するのは初めて。日本の歴史に残る偉業の達成である。
大会12日目の2021年8月3日(火)、両国国技館で行わた決勝戦で、入江は2019年世界選手権覇者のネスティー・ペテシオ(Nesthy Petecio)と対戦し5-0の判定勝ちをもぎ取り、見事金メダルを手にした。
彼女は、マンガの影響から小学生でボクシングを始め、日本体育大学の1年生だった2020年3月、『2020東京オリンピック アジア・オセアニア大陸予選』で準優勝。女子で日本初となるオリンピック出場を決めた期待の逸材だったが、ロンドンオリンピックから採用された同種目で一気に頂点に君臨した。
ボクシングでは男女を通じて、1964年東京オリンピック、バンタム級の桜井孝雄(さくらい・たかお)、2012年ロンドン大会、ミドル級の村田諒太(むらた・りょうた)に続く3人目の金メダリストとなる。
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