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2021年2月に日本橋に新ホテルをオープンするビーエヌエーホテルが、京都にあるビーエヌエーオルターミュージアム(BnA Alter Museum)で、アーティストが滞在しながら作品の制作ができるアーティスト イン レジデンスが実施される。ビーエヌエーオルターミュージアムは、ライゾマティクスの真鍋大度や、EY∃ら気鋭アーティストが手がけた客室が魅力のホテルだ。
カフェに3Dプリンターやレーザーカッターなどの工作機器を併設するファブカフェ キョウト(FabCafe Kyoto)との共同企画で生まれた、この滞在型制作プログラム。新型コロナウイルスの影響により宿泊販売を停止し、多くの人がアート活動を継続できるように、アーティストに部屋を無償で提供する。
宿泊滞在期間は、2021年2月1日(月)から28日(日)までの最大1カ月間で、8組のアーティストを公募する。応募枠は『SCG展示枠』『BnA 1,2階展示枠』『FabCafe Kyoto制作枠』の三つ。『SCG展示枠』では、アーティストに制作費として上限10万円の支援を受けられるほか、ホテル内に併設する30メートルの階段型ギャラリーでの約3カ月間の展示もできる。なお、宿泊場所はビーエヌエーオルターミュージアムだが、制作場所はそれぞれの応募枠により異なる。
コロナ禍で大変な時期だからこそ、アートを求めているファンは大勢いるだろう。のびのびと制作できるアトリエや、作品を公開できる機会を失ってしまったアーティストたちを応援したいところだ。
申し込みは、1月28日(木)まで。アートに囲まれた空間で制作に打ち込みたい人は、早めに応募してほしい。
『Artist-in-residence program』の公式ウェブサイトはこちら
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