[title]
ブルーボトルコーヒーは2024年8月23日(金)、「豊洲ぐるり公園」に「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」をオープンする。コンセプトは「ボーダーレス」で、公園の豊かな自然とカフェをシームレスにつなぐアイデアにあふれている。
空間デザインは、これまで多くのブルーボトルコーヒー店舗を手がけてきたスキーマ建築計画の長坂常が担当する。11店舗目となる今回は、同社にとって初の、建築から空間デザインを一貫して手がけるプロジェクト。豊洲という地域の特性を考慮し、大枠から細部までこだわりの詰まったカフェが完成した。
海に面した公園という周辺環境に合わせて、建物には木材などの自然由来の素材が多く使用され、温かみのある雰囲気が演出されている。特に、床材にはれんがを使用しており、内と外をグラデーショナルにつなげる土間のようなデザインが特徴だ。段差がない設計で、誰でも利用しやすい空間になっている。
また、海に面した開放的な眺めを生かし、ガラス張りの壁面や、障子のような柔らかな光を取り入れる繊維強化プラスチック(FRP)を建材に採用している。
さらに、40席を設けたテラスには広々とした半屋外空間が広がり、愛犬と穏やかな時間を過ごしたり、子どもが遊ぶ姿を眺められたりできる。ランニング中の休憩にもぴったりだ。
おいしいコーヒーやフード、器にもこだわりが詰まっている。「使うたびに心潤う、美しい日用品」をコンセプトに掲げ、陶芸家の八代成実が代表を務める「narumiyashiro」とコラボレーションし、店の雰囲気に合わせたオリジナルの器を製作した。
工房で一つ一つ手作りされた器は、それぞれ異なる色合いや表情を持ち、手作業による温かみを感じられる。こうした器でサーブされるコーヒーやフードは、よりおいしく感じられるだろう。「コーヒーマグ」(6,160円、以下全て税込み)は同店限定で販売される。
夏らしい限定ドリンクも
ドリンクメニューにも注目だ。ブルーボトルコーヒーのシグネチャードリンク「ノラ(NOLA)」に加え、夏にぴったりの「ノラ シェケラート」(693円)が10月2日(水)までの限定で味わえる。バニラとチコリのシロップを加えたこのドリンクは、香り豊かで、ふわりとした質感をデザート感覚で楽しめる。
また、インスタントコーヒー「クラフトインスタントコーヒーブレンド ノラ」の先行発売も行われるほか、ノラのロゴをあしらったストロー付きタンブラー「ノラタンブラー」も全国販売に先駆けて先行販売される。
フードメニューも豊富で、「ブランチプレート コンプレ」(1,782円)はたっぷりの野菜と食事向けワッフルでボリューム満点だ。また、トンカ豆を使用した「トンカ チーズケーキ」は、バニラのような甘く上品な香りと、とろける口溶けがクセになる。
人気のブレンド「ベラ・ドノヴァン」は、ベリーのような酸味とスモーキーな苦みのバランスが絶妙。
コーヒーが苦手な人にもおすすめしたいほどおいしい。
ブルーボトルコーヒーの各店舗は、それぞれ異なるコンセプトに基づいてデザインされており、訪れる楽しみが増える店づくりが行われている。豊かな自然と調和した新店舗で、特別なひとときを過ごしてみては。
関連記事
『学芸大学高架下に知的好奇心を売る書店「COUNTER BOOKS」がオープン』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら