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ギルティフリーなダイニング、ビオターブルが芝浦にオープン

グルテンフリーやビーガン対応メニューも充実

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Time Out editors
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JR田町駅からほど近い芝浦にビオターブル(biotable.)が、2021年68オープンした。コロナ禍で高まる健康意識やさまざまな価値観に応え、毎日食べたくなる軽やかでギルティフリーな料理を提供する。

Photo: biotable.
Photo: biotable.

小麦粉など穀物由来のグルテンが合わず、体に負担を感じるという声を受けて、メニューの多くはグルテンフリー。米粉とタピオカ粉で代用した自家製グルテンフリーパスタや低GI値のそば粉のクレープなど低糖質を意識し、油やだしにも動物性の素材を使用しないビーガン対応もそろっている。

腹持ちがいいのに低糖質で、食べても後ろめたさを感じさせないメニューが特徴で、数人でシェアできる『ソイミートのパーフェクトヴィ―ガンラザニア』(2,200円)は大豆、豆乳でとろみやこくを出し、チーズが使用されているようなしっかりとした味わいが印象的だ。

シェフの故郷、シチリア島の夕陽を思い出させる、パプリカソースを添えた『メカジキのグリル パプリカのソース』(2,200円)など、テーブルが華やぐプレゼンテーションもうれしい。デザートももちろんギルティフリーで、『レアチーズケーキ』(800円)はチーズの中でも低カロリーなリコッタチーズと、ゼラチンの代わりに海藻の一種であるアガーを使っている。

『そば粉の彩りクレープ』(Photo: biotable.)
『そば粉の彩りクレープ』(Photo: biotable.)
『雑穀サラダ』(Photo: biotable.)
『雑穀サラダ』(Photo: biotable.)

ビオターブルの目標の一つであるフードロス、ゼロへの取り組みも忘れてはならないだろう。食材を選ぶ際、生産者と交流し、どのようにどれくらいの時間をかけて収穫されたものかを共有して食材に対する意識を高めており、調理する段階で使用しない部分もスープやソースの材料にして廃棄しないなどの工夫も凝らされている。『不ぞろい野菜のマーケット』や子どもたちに向けた『食育ツアー』など生産者や地域と連動した企画も構想中だという。

店内の50席以外にも、芝浦というロケーションならではの屋形船を眺められるテラス席もある。心も体も浄化されそうな食と空間で、ホームパーティー気分で和やかに過ごしてみては。

ビオターブルの詳細はこちら

テキスト:間庭典子

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