[title]
ベルリンに住む若者にかなりエキサイティングなニュースがある。ドイツの首都ベルリンでは、クラブへ行くための費用を自治体が負担してくれることになった。そう、世界のナイトライフのメッカで入場料が不要になるのだ。
18歳から23歳までのベルリンに住む全ての人を対象とした「Jungendkulturkarte(ユースカルチャーカード)」は、ベルリン文化・欧州評議会によるもの。新型コロナウイルスによる打撃や生活費の高騰など継続的な経済問題により、多くの象徴的な会場が閉鎖を余儀なくされていることから、若者が積極的に街の文化に参加することを目的としている。
クラブだけではなく、美術館や映画館、劇場、オペラの入場料の支払いに使うことができ、カードには50ユーロ(約7,100円)相当のクレジットがあらかじめ入っている。期限は2023年4月30日(日)までだ。
例えば「Cassiopeia」「SchwuZ」「Prachtwerk」などのクラブの入場料に対して利用できる。しかし、バーでの支払いに使うことはできない。
カードはドイツ人のみならず、ベルリンに住む全ての人が対象で、留学生や就職者も含まれるというのもうれしい。ただし、2月28日(火)までに登録し、カードを受け取る必要がある。登録方法と参加店舗の詳細は公式ウェブサイトからチェックしてほしい。
関連記事
『Berlin will pay you to go clubbing this year(原文)』
『Airbnbで「オペラ座の怪人」の舞台に泊まる? 貴重な宿泊企画を夏に実施』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら