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錦糸町駅の近くにある老舗の銭湯「黄金湯」が、クラフトビール醸造所「ベイズヨツメブルワリー(BATHE YOTSUME BREWERY)」をオープン。2023年11月26日(いい風呂の日)に醸造を開始し、12月16日(土)にビアバーが開業する。
店名の「ベイズ(BATHE)」は、英語で「浴びる」。同店が誕生する墨田区の四つ目通りには、現在黄金湯のほか「大黒湯」「さくら湯」の3軒の銭湯が営業している。点在する銭湯で湯を浴び、ビールも浴びてもらいたいという意味で名付けられた。
店舗の設計デザインは、表参道の「コーヒー マメヤ(KOFFEE MAMEYA)」や、福岡の「ノーコーヒー(NO COFFEE)」などを手がけた林洋介が担当。シンプルな店内で、壁やテーブルの木目から温もりが感じられる。醸造所はスケルトンの扉で仕切られているため、大迫力なタンクが見える。
同店で造られたビールは店内のほか、黄金湯のビアバー、大黒湯とさくら湯、新宿にある「金沢浴場」で、瓶ビール3種が提供される予定だ。
「フォレスト(FOREST)」は、小麦のまろやかさとバナナを感じさせる味わいで、トロピカルな風味が特徴。森林浴を感じさせる木々の香りが鼻から抜ける。「サンライズ(SUNRISE)」は、控えめながらもしっかりと甘みを感じる。
ふんわりと香る柑橘系のホップと舌に残るほどよい苦みが印象的で、湯上がりには最適だ。「シャワー(SHOWER)」は、シトラス系のホップによる鮮烈な香りが、シャワーのように降り注ぐ。奥行きある苦みが訪れ、さっぱりとした飲み口が楽しめる。
四つ目通りに並ぶ銭湯に入った後は、湯上がりのクラフトビールを堪能してほしい。
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