[title]
モスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、ロサンゼルス、日本では大阪、名古屋、福岡を巡回し、これまでに累計300万人以上を動員してきた人気展、『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』が、2022年3月8日(火)まで、原宿駅前のウィズ原宿で開催中だ。
計100点以上が集結、全作品撮影可能という過去最大規模の展示だが、終了まで1カ月を切った今、幻の作品を再現したフォトパネルが設置された。
2020年のバレンタインに2日間だけ現れた作品
今回設置されたパネルは、イギリス、ブリストルのバートンヒル地区で現地時間2020年の2月13日の早朝、民家の壁に出現した作品を再現したもの。スカーフを被りY字パチンコを放つあどけない少女と、壁に飛び散る赤い花びらの対比が印象的だ。
この投稿をInstagramで見る
発表からわずか2日で破壊されてしまった幻の作品だが、バンクシー本人はこれについて「I’m kind of glad the piece in Barton Hill got vandalised. The initial sketch was a lot better..(訳:バートンヒルの作品が破壊されてよかった。最初のスケッチの方がずっと良い出来だったから……)」とInstagramでコメント。
この投稿をInstagramで見る
バンクシーの真意はさておき、海外渡航が困難な中、貴重な作品群を一挙に観ることができる機会はそうそうない。興味がある人はバレンタインウィークのウィズ原宿を訪れてみては。
『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』の詳細はこちら
関連記事
『岡本太郎らがモチーフ、淀川の街彩る巨大グラフィティを写真で紹介』
『日本版「ハリー・ポッターと呪いの子」について知っておくべき5のこと』
東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックし