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世界で最も有名でありながら、最も正体不明なストリートアーティストであるバンクシーの新しい展覧会が、2022年8月下旬から、ロンドンのギャラリーで開催されることになった。
会場は、王立取引所にある「Red Eight Gallery」。このギャラリーで、バンクシーをテーマにした展覧会が開かれるのは初めてだ。同ギャラリーではバンクシーを「現代史で最も物議を醸し、興味深く、話題のアーティスト」と表現している。
展示されるのは「Girl with a Balloon」や「Happy Choppers」など、一目でバンクシーと分かる作品ばかり。ほとんどはサインなしの500枚程度のエディション作品だが、アルミニウムにステンシルを施した一点もののオリジナル作品「Laugh Now」や、サイン入りの「No Ball Games」「Christ with Shopping Bags」なども登場する予定だ。
これらの傑作の販売価格帯は、2万5,000〜250万ポンド(約406万〜4億617万円)。600枚作られたサインなしのエディション作品が1枚2万5,000ポンドというと高額に聞こえるかもしれないが、本当にそうなのだ。
この展覧会は、イギリスの金融街の中心で開催される。バンクシーの名前の最初の5文字が銀行を意味する「Banks」なのを気付いているだろうか。同展には「Banking on Banksy」というタイトルが付けられている。
「Banking on Banksy」は、8月25日から9月15日まで開催される。
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『There’s a new Banksy exhibition opening this month(原文)』
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