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2021年10月22日、オーストラリアとシンガポールの間で、ワクチン接種を完了した渡航者を隔離なしで受け入れる「トラベルバブル」の締結に向けた交渉が、最終段階にあることが発表された。まず留学生、ビジネス関係者などが対象となり、その後観光客の受け入れが始まる見込み。
オーストラリア首相のスコット・モリソンによると、この交渉は来週中にも成立する可能性があるという。シンガポール首相のリー・シェンロンはFacebookに「オーストラリアが、シンガポールのビザ保有者の入国を許可すると聞いて喜んでいる」と投稿した。
この動きと呼応するように、シンガポール航空ではホリデーシーズンに合わせ、シドニー路線でのキャパシティー増を計画。フラッグシップ機であるエアバスA380による同路線での運航を2021年12月1日(水)から再開すること予定している。
ワクチン接種を完了した人のトラベルバブルでの受け入れは、良いことなのか、新たな困難なのかは分からない。VTL(Vaccinated Travel Lane、ワクチン接種済の人向けの入国レーン)活性化のきっかけになるのかもしれない。いずれにしてもうまくいくことを願っている。
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