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夏の熱海海上花火大会、2023年度は6回開催

体に響く花火の音を体感

Tabea Greuner
テキスト:
Tabea Greuner
Writer
Atami fireworks
Photo: Atami City Tourism Association
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2023年は、これまで規模を縮小していた多くの花火大会が完全復活を遂げている。「熱海海上花火大会」は、熱海市の温泉街で一年を通して15回以上行われる大規模な花火大会。春期は2023年5月13日(土)、5月21日(日)、6月4日(日)に開催され、夏期は7月から8月にかけて6回の開催が発表されている。

熱海海上花火大会
Photo: Atami City Tourism Association

熱海までのアクセスは品川駅から新幹線で36分。車でも2時間ほどで到着し、山、海、温泉が揃う観光地として人気だ。夏期の花火大会のスケジュールは7月28日(金)、8月5日(土)、8日(火)、18日(金)、22日(火)、25日(金)。打ち上げ時間は、20時20分〜20時45分を予定している。花火は熱海湾から打ち上げられ、サンビーチ海水浴場から熱海港までの海岸一帯が絶好の観覧スポットになる。

熱海海上花火大会
Photo: Atami City Tourism Association

山に囲まれ、すり鉢状の地形をした熱海湾。この独特の地形が大型スタジアムのような音響効果を生み、「ドーン」という音がより大きく聞こえるのが特徴だ。海に近づくほど、体にまで音が伝わる迫力が味わえる。

水面に映る花火の輝きは、まさにフォトジェニック。フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」は、心に残るほどの美しさと迫力で毎年大きな感動を巻き起こす。

熱海海上花火大会
Photo: Atami City Tourism Association

今年で72年目を迎える熱海海上花火大会。もともとは1949年の「キティ台風」や、1950年の「熱海大火」などによる災害や火災の復興に向け、1952年に初開催されたのが始まりだ。その伝統は今も受け継がれ、熱海を代表するイベントの一つになった。

熱海海上花火大会
Photo: Atami City Tourism Association

夏の打ち上げを見逃してしまっても、花火大会は冬まで継続するので安心だ。秋・冬期のスケジュールは9月18日(月・祝)、10月14日(土)、12月3日(日)で、打ち上げ時間は20時20分〜20時40分を予定している。

詳細は、公式ウェブサイトを確認してほしい。

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