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SDGsの目標の一つ、フードロス削減に向け、外食産業ではさまざまな取り組みが行われている。神田の「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)」では、市場に出回らず大量廃棄されてしまう「未利用魚」を活用したメニューが話題となったラーメン店だ。その取り組みと確かな味から、ランチ時には行列ができることもあるという。
2022年8月8日(月)、そんな「もったいない魚」を生かしたラーメンを提供する兄弟店として、浅草橋駅前に「炭火焼濃厚中華そば 威風堂道(いふうどうどう)」がオープンする。
魚の香りとうま味を余さず味わう釜揚げつけ麺に注目
店舗は、浅草橋駅から徒歩30秒ほどの好立地にオープン。どっしりとした瓦と引き戸が特徴だ。
気になるメニューは「海富道」でも提供する「炭火焼き濃厚中華そば」(単品850円、定食1,000円から)をはじめ、新作の「炭火焼濃厚釜揚げつけ麺」(830円)が初登場。新作のつけ麺は風味が引き立つよう注文が入ってから手もみし、「どんな魚も無駄なくすする」ためもちもちとした食感に仕上がっている。
スープは「中華そば」「釜揚げつけ麺」ともに、「さば」「いわし」「いか」「あじ」「のどぐろ」、そして「海富そば」から選べる。この「海富そば」は、さまざまな魚種の「未利用魚」を丹念に炭火で焼いた、濃厚な風味とうま味が特徴だ。
今回メニューを考案するに当たり、「新型フードロス」の削減に向けて、生産者を悩ませる規格外の稚魚の活用に着目したという。例えば、小さなイワシやマゴチなど時期によって異なる未利用魚を扱うため、日々変わるスープが楽しめる。フードロス削減だけでなく、おいしさも両立した「海富そば」を楽しみに、毎日通ってしまいそうだ。
プレオープン期間には100杯限定で無料提供
これらのラーメンは、炭火焼きした素材が特徴の「道系」スタイルを確率した、新橋の「炭火焼濃厚 中華そば倫道」から始まった。「威風堂道」では、プレオープン期間の8月4日(木)〜 6日(土)の3日間限定で、毎日先着100人に1杯無料のキャンペーンを実施する。SDGsとおいしさを兼ね備えた「道系」ラーメンの極みを味わってみては。
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