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地域密着のアートスペース、アーツ千代田 3331が2023年で契約満了

施設改修などのため利用停止、再開日は未定

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Time Out Tokyo Editors
3331 Arts Chiyoda
Photo: 3331 Arts Chiyoda
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東京都千代田区にあるアートスペース、アーツ千代田 3331が、2023年3月31日で千代田区との契約を満了することが分かった。アーツ千代田 3331は、同区の文化芸術施策『ちよだアートスクエア』プロジェクトとして旧練成中学校を暫定的に利用、屋上農園やTHE TOKYO ART BOOK FAIRなど13年間にわたって印象的なイベントを開催してきた。

同区は、2022年1月にこれまでの活動実績を踏まえて、暫定ではなく恒常的な文化芸術施設として利用する方針を公表。今後の施設利用に際しては、旧練成中学校が築44年を経過していることから電気や空調など設備の大規模改修などが必要であると判断した。こうした事情に鑑み、施設の調査からの設計や改修工事期間を設けるために一時的に施設を利用できなくなることが分かった。

運営元のコマンドAによると千代田区のこうした判断に賛同。今後『千代田区文化芸術プラン』を踏まえながら詳細を決定する見通しだが、現段階で施設の明確な再開日は確定していないという。

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