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「ART OSAKA」が今年も開催、期間中は北加賀屋のアート拠点を一般公開

大阪のアートの聖地に誕生する最新スポットもプレオープン

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
北加賀屋
画像提供: 千島土地株式会社北加賀屋の街並み
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大阪を拠点に毎年開催される「ART OSAKA」は、国内外の現代アートギャラリーが、一堂に会する関西最大級のアートフェア。2024年も中之島にある「大阪市中央公会堂」を「Galleries Section」、北加賀屋にある2つの会場を「Expanded Section」とし、新たな才能や独創的なアート表現を発掘・支援する。

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画像提供: ART OSAKA

会期は、Expanded Sectionが7月18日(木)〜22日(月)、Galleries Sectionは7月19日(金)〜21日(日)。期間中、アートの聖地とされる北加賀屋エリアには大型作品やインスタレーションの数々が集められ、周辺のアートスペースではさまざまなアートイベントが同時展開される。

ART OSAKA
画像提供: ART OSAKA木村剛士(テヅカヤマギャラリー)の作品(「ART OSAKA 2023 Expanded」展示風景)

Expanded Section のメイン会場となる「クリエイティブセンター大阪(CCO)」と、元家具店を再生した「カグー(kagoo)」の2会場には、合計20軒のギャラリーと国内外で活躍する作家21組が集結。従来の枠にとらわれないインタラクティブなアート作品の数々を展示販売する。

また、ハンブルクと大阪市との友好都市35周年を記念し、ドイツ・ハンブルク在住の3人のアーティストによる特別展も開催される。

ART OSAKA
画像提供: Super Studio Kitakagaya

19日〜21日には、元工場を改修した大型現代アート作品の収蔵庫「マスク(MEGA ART STORAGE KITAKAGAYA)」や、美術家・森村泰昌の個人美術館「モリムラ@ミュージアム(M@M)」、アーティストやクリエーターの大阪最大シェアスタジオ「スーパースタジオ北加賀屋(SSK)」などのアート施設を一般公開する。

SSKからはアーティストの大﨑のぶゆきがハンブルクで発表を予定している作品の制作を公開するほか、髙野千聖は北加賀屋で収集した廃材を使った体験型作品を、空き地で発表する。

ART OSAKA
画像提供: SMASELL Sustainable CommuneSMASELL Sustainable Commune

そのほか、8月に開業予定の複合施設「スマセルサステナブルコミューン(SMASELL Sustainable Commune)」が7月20日(土)・21日にプレオープン。同施設は、鉄工所跡をリノベーションした約200坪の敷地に誕生する、サステナビリティやパーマカルチャーを体験できるショッピングモールだ。19日にはオープニングパーティーが行われる。

ART OSAKAのプログラムの詳細は公式ウェブサイトを確認してほしい。

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