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シカゴMCAが地元コミックシーンを振り返る展覧会を開催

『ゴーストワールド』のダニエル・クロウズなどをフィーチャー、オンラインでも

Zach Long
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Zach Long
Lynda Barry, 100 Demons: Dancing, 2000-02.
Courtesy Adam Baumgold Fine Art and Museum of Contemporary Art Chicago
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2021年1月上旬、アメリカのシカゴにあるシカゴ現代美術館(MCA)は、アンドレア・バワーズ、キャロライナ・カイセド、クリスティーナ・クォールズの個展を含む、今年の展覧会ラインアップを発表した。

その中で最もエキサイティングなのが、『Chicago Comics: 1960 to Now』と題されたシカゴのコミックシーンをテーマにした展覧会だろう。同展は、60年にもおよぶシーンの歴史を、BIPOC(黒人、先住民族、有色人種)や女性の作家にも焦点を当てて振り返るもの。

展示されるのは、シカゴのコミッククリエーターによるコミック、グラフィックノベル、ジン、原画、ジオラマ、フィルム、インスタレーションなど。また、コミックを娯楽の一形態としてだけでなく、社会的、政治的な問題についてコメントすることに長けたメディアとしても検証するという。

フィーチャーされるコミッククリエーターには、シカゴ・リーダーの連載を手がけていたリンダ・バリー、『ゴースト・ワールド』の作者であるダニエル・クロウズ、黒人キャラクターを中心としたコミックを描いているケリー・ジェームズ・マーシャルなどが含まれている。

MCAの担当者によると、作品は博物館内に展示されるほか、博物館のウェブサイトで展開される展覧会のバーチャルツアーでも見ることができるという。同展覧会の開催期間は、2021年6月19日(土)〜10月3日(日)。

原文はこちら

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