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近年、東京でも注目の台湾フード。八角の香りとトロトロの豚肉がたまらない魯肉飯(ルーローハン)や、大きな唐揚げ『大鶏排(ダージーパイ)』など、ブームは絶えない。2021年2月13日、そんな台湾のストリートフードと、新鮮なクラフトビール、ナチュールワインが楽しめるalso(オルソー)が、神楽坂の人気店、フジ コミュニケーションの姉妹店として文京区白山にオープンした。
真のローカルフードは『台湾ワンタン』
台湾旅行ではメジャーな小籠包だが、実は観光客が好んで食べるもの。地元の人々が愛する真のローカルフードはワンタンだそう。大ぶりのワンタンは肉がみっちりと詰まりジューシー。一皿4個入りで豚肉やエビ、ホタテ、旬の野菜やキノコを使ったメニューもそろう。
前菜は、姉妹店のフジ コミュニケーションでも人気の『干し豆腐のセロリとパクチー和え』や、台南でよく食べられる『中国キムチ』など、シンプルながら味わい深い一品が並んでいる。
『魯肉飯』(写真は小サイズ。通常サイズもあり)と『鶏肉飯』は2種類の米を使っていて、具材とのバランスが抜群。サクサク食感の『台湾クリスピー唐揚げ』は五香粉の香りがきいており、全てがリーズナブルでおいしい。
豊富なナチュールワインと、ワンタン皮から造ったクラフトビール?
店内一階にはタップがあり、新鮮なクラフトビールを注ぎたてで味わえる。文京区にある醸造所カンパイ!ブルーイングと協働し、ワンタンの皮から造ったという珍しいクラフトビール『オリジナル ワンタン Hazy』は飲みやすい仕上がり。逸品の台湾ストリートフードとともに、ぜひ試してほしい。
ナチュールワインはさまざまなボトルのほか、1日5種類ほどグラスで一杯からでも注文できる。この日は南アフリカの自然派ワインをグラスで提供。お気に入りのワインと、ワンタンをはじめ料理とのペアリングを楽しむのもいいだろう。そのほかクラフトビールや台湾ビール、台湾のソフトドリンクなども缶入りで販売している。
広々とした店内、特注の中国窓にも注目
おいしいフードとたくさんの魅力が詰まったalso。注目してほしいのは、建物だ。気軽なランチにも最適な一階と、広々とした2階席。職人に特注したという鉄の格子窓は、台湾の空気を思い起こさせる。
なかなか旅行に行きづらい今、台湾フードが恋しくなったらalsoへ。選び抜かれた酒とともに思いっ切り味わおう。
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