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朝から絶品バーガーを味わえるダイナー「ALLEY CATS」が祐天寺にオープン

元100円ショップの色あせた看板が目印

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Aya Ueno
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アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno
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祐天寺駅からほど近い昔ながらの商店街に、モーニングダイナー「アーレイ キャッツ ユウテンジ(ALLEY CATS YUTENJI)」が2023年5月下旬にオープンした。元100円ショップの跡地をリノベーションしており、色あせたオーニングに書かれた「100円ショップ」の文字が目印だ。

アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno園田哲也

オーナーは中目黒の人気ハンバーガーショップ「ゴールデンブラウン(GOLDEN BROWN)」に15年勤めた、園田哲也。数年前から温めていた独立の夢は、彼が住み慣れた祐天寺で朝食をメインとしたハンバーガー屋として実現した。

アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno

細長い店内には、長いカウンター席とテーブル席が4つ。アメリカンダイナー仕立ての内装を手がけたのは園田の友人でもあるTRIPSTERの野村訓市だ。オーニングのほか、路地へと続く裏口扉や天井を以前の形態のままに利用。「新しく作ることはできても、古いものを新たに作ることはできないから、そのままでいいんじゃない」という野村の助言によるものだという。

アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno「スマッシュアレイキャッツバーガー」

名物の「スマッシュアレイキャッツバーガー」(1,350円、以下全て税込み)は、優しい味わいとライトなボリューム感で、まさに朝食向きである。バンズはふんわりした食感でやや甘め。ゴロゴロの状態の牛肉を鉄板に押し付けてカリカリにした粗挽きスマッシュパティーが挟まれており、マッシュルームとゴルゴンゾーラを和えた自家製ソースが、パティと一緒にプレスして仕立てたソテーオニオンと絡んで、まろやかさが引き立つ。

200円で追加できるポテトは、程よくカリカリで塩味が絶妙なマストアイテムだ。

アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno「アボカドトースト」

「アボカドトースト」(1,300円)もおすすめ。厚く切ったライ麦パンに、カボチャペースト、アボカド、オリジナルのスパイスを合わせた。カボチャとアボカドとは意外な組み合わせだが、アボカドの青臭さが軽減し、食べやすくまろやかな味わいが癖になる。サイドにはケールサラダが付いてくる。

アーレイ キャッツ ユウテンジ
Photo: Aya Ueno

充実したアルコールメニューも朝8時からオーダー可能。「Homecoming Vegan Baked Goods」のビーガンクッキーや、自家製の焼き菓子も楽しめる。「朝バーガー」で一日の元気をチャージしてみては。

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