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チケット不要、ジブリパークで11月に「秋のどんどこ祭り」が初開催

『アーヤと魔女』『ハウルの動く城』の野外上映会などイベント実施

テキスト:
Time Out Tokyo Editors
ジブリパーク
Photo: Kisa Toyoshimaどんどこ森
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愛知県に位置するスタジオジブリの世界観を表現した公園施設ジブリパーク」は、開園から間もなく2年を迎える。これを記念して、2024年11月に「秋のどんどこ祭り」が開催。スタジオジブリの世界観を存分に楽しめるこのイベントは、ジブリファンなら見逃せない。

ジブリパーク
© Studio Ghibli

 まず、注目したいのは「ジブリパーク開園から1年 野外上映会&コンサート」だ。「愛・地球博記念公園」の広大な自然の中、秋の夜長に名作を楽しめる。11月2日(土)には『アーヤと魔女』、3日(日・祝)には『ハウルの動く城』が上映。また、各上映前日には音楽アーティストが登場し、特別なひとときを演出する。

スタジオジブリ作品の世界観を音で体感できる、「ジブリパークの音響世界」も見逃せない。期間中、専用のイヤホンを装着し、園内を歩くだけで目の前の風景に合わせた音楽や効果音が聞こえてくるという体験型イベントだ。体験は、2日〜4日(月・振休)、15日(金)〜17日(日)にかけて行われる。このイベントを園内で体験する場合、ジブリパークのチケットが必要となるのでお忘れなく。

魔女の谷
Photo: Kisa Toyoshima2024年3月16日に開演した新エリア「魔女の谷」

芸術の秋にふさわしいイベントも充実している。9日(土)・10日(日)には「青空に浮かぶ雲」をテーマにした絵画教室を開催。講師を務めるのは、スタジオジブリ作品の美術監督たち。彼らから直接アニメーション背景の描き方を学べる貴重な機会だ。

また、10日には、ジブリパーク内の「もののけの里」付近で、長久手市の伝統行事「警固祭り」から鉄砲隊が登場し、火縄銃の実演や「棒の手」という伝統芸能が披露される。ジブリの世界に重なるような里山風景の中で繰り広げられる、伝統の技に注目したい。

Photo:Kisa Toyoshima
Photo:Kisa Toyoshimaどんどこ森

最終週の23日(土・祝)・24日(日)には「どんどこ森ワークショップ~さんぽ路で見つけたもので“なに”つ~くろっ!~」も開催。参加者は「どんどこ森」の裏山を散策してどんぐりや木の実を集め、それらを使ってオリジナルの記念品を作れる。

 イベントは一部、事前に申し込みが必要。また、11月入場分のチケットは9月10日から販売されるので、詳細はジブリパークの公式ウェブサイトで確認してほしい。ジブリの世界にどっぷり浸かれる秋のイベントに足を運んでみては。

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