ニュース

バーチャルとリアルが融合、秋葉原の街を巡る新感覚ツアーとは

密を避けながら電動3輪自転車で疾走

Youka Nagase
テキスト:
Youka Nagase
Former editorial assistant at Time Out Tokyo
Akihabara Hybrid Tour
Photo: Harete
広告

緊急事態宣言が解除され、街に繰り出す人が増えている。しかし外出をしたくても、人混みは避けたいところ。そんな人におすすめしたいのが、リモートとVR動画を使いながら秋葉原を散策できる『秋葉原ハイブリッド体験ツアー』だ。「リモート」と言っても自宅からではなく、参加者は実際に秋葉原の街を訪問。ドライバーが運転する電動3輪自転車で街を1時間かけて疾走し、密を避けながらツアーを楽しむものだ。

座席にはモニターが設置され、リモートで通訳が街のガイドを行う。さらにVRゴーグルを装着することで、自転車からは降りずに「バーチャル」体験をしながら、メイドカフェなどの観光スポットを巡ることができる。 

Akihabara Virtual Tour
Photo: Harete

ツアーのルートは2通りで、「歴史・文化ツアー」では、日本のポップカルチャーが詰まったラジオ会館やオノデン、ガチャポン会館、神田明神などを巡る。「グルメコースツアー」は秋葉原で人気の居酒屋、赤津加から始まり、老舗カレー専門店のベンガルやフルーフ・デウ・セゾンの極上フルーツなど、秋葉原のグルメスポットや話題メニューを紹介。しかし、いずれのツアーもバーチャルやモニター越しに行われるものなので、空腹時には注意が必要かもしれない。

Akihabara Virtual Tour
Photo: Harete

ツアーは2021年10月31日(日)まで1日3回実施、参加費は無料。予約は抽選制で、公式ウェブサイトから行うことができる。もし外れてしまった場合は、オンライン限定のバーチャルツアーに参加してみよう(言語は英語のみなので注意)。バーチャルツアーの配信は10月16日(土)まで。その後は公式YouTubeチャンネルで公開される予定だ。

『秋葉原ハイブリッド体験ツアー』の公式ウェブサイトはこちら

関連記事

すみだ向島を舞台にした体験型芸術祭が開幕

浅草東武ホテル、開業1周年記念で東上線の運転シミュレーター室が登場

JTBがワクチン接種済み対象のツアーを発売中

よみうりランドに「リポビタンD」がテーマのゾーンが登場

香港に視覚文化美術館、M+が11月にグランドオープン

東京の最新情報をタイムアウト東京のメールマガジンでチェックしよう。登録はこちら 

最新ニュース

    広告