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東京、6月に開催される紫陽花まつり3選

今が見頃、立川や府中で鮮やかに染まる庭園を満喫

テキスト:
Tomomi Nakamura
Writer
府中市郷土の森博物館
画像提供:府中市郷土の森博物館
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梅雨空の下、通りを歩けば庭先を彩る目にも鮮やかなアジサイ(紫陽花)に出合う。6月には各地でアジサイ祭りが開催されるが、東京で見られる3つのアジサイ祭りを紹介する。庭師によって整えられた群生するアジサイの姿は、圧巻だ。足を延ばして、色とりどりのアジサイの風景を前に、鬱陶(うっとう)しい梅雨時の陽気を吹き飛ばしほしい。

国営昭和記念公園 紫陽花さんぽ

国営昭和記念公園
画像提供:国営昭和記念公園

国営昭和記念公園」では、6月8日から7月7日にかけて「紫陽花さんぽ」を開催中だ。アナベルやガクアジサイなど、約60品種、9000株もの多彩なアジサイを見ることができる。

注目は、ゲートを抜けるとすぐに目に飛び込んでくる、「カナールの噴水」に敷き詰められたアジサイのフローティングフラワーだ。水に浮かぶカラフルな花々が幻想的な風景を演出してくれる。周辺は一つ一つ柄の異なるアジサイ柄の傘でデコレーションされ、フォトスポットとしても魅力的なので、ぜひチェックしたい。

さらに、「花木園売店」では紫色が美しい「アジサイソーダ」(650円、以下全て税込み)がオーダーできるなど、期間限定の特別限定メニューも登場する。

※7月7日(日)まで、9~17時(入園は1時間前まで)/国営昭和記念公園/料金は450円、65歳以上210円、中学生以下無料 

府中市郷土の森博物館 あじさいまつり

府中市郷土の森博物館 あじさいまつり
画像提供:府中市郷土の森博物館

府中市郷土の森博物館」では、6月1日~7月7日の期間、約1万株のアジサイが園内で咲き誇る。

手まりのような形のセイヨウアジサイ、花の周りをガクが取り巻くガクアジサイ、丸いフォルムのアナベルなど、種類の異なる花々を見比べてみるのもおすすめだ。 また、期間中は、本館前に約100品種の鉢植えアジサイが集結する。(花が散り次第、展示終了)

6月16日(日) 、7月7日(日)には「ふるさと体験館」でアジサイのステンシルや押し花を作ることのできる「あじさい工房」も開催予定だ。(別途300~500円)

7月7日(日)まで、9~17時/府中市郷土の森博物館/料金は300円、小学生以下150円、4歳未満無料

わんダフルネイチャーヴィレッジ あじさいまつり

Wonderful Nature Village
Photo: Tokyo SummerlandHydrangeas inside the Wonderful Nature Village

東京サマーランド」に隣接する「わんダフルネイチャーヴィレッジ」では、2024年6月8日から7月7日まで「あじさいまつり」を開催している。広大な園内の一角、山に続くハイキングコースに沿って1万5000株のアジサイが咲き誇る。

純白のアナベルのほか、青いガクアジサイ、黒姫や蝦夷星野などの固有種を栽培し、6月中旬から下旬にかけて開花のピークを迎える(6月12日時点で、ヤマアジサイ系は8分咲き、アナベルは5分咲き)。

東京にいながらにして、自然の中でアジサイを楽しむ週末を過ごしてみては。

※7月7日(日)まで、9時~17時/わんダフルネイチャーヴィレッジ料金は850円、小学生以下無料

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