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多くの人がパンデミックの経験を通して、より自由なライフスタイルや働き方を求めるようになった。その傾向は2021年に入っても加速しており、国内ホテルが最大85%オフになる予約サイトや、最大1年間の長期滞在が可能なホテルなども登場している。
そんなワーケーションライフやノマド生活を国内だけではなく海外で、しかも無料でかなえることができるという夢のようなプロジェクトをAirbnbが発表した。『Live Anywhere on Airbnb』は、世界各地で選考された12人が「1年間無料でどこにでも住むことのできる」という内容の新プロジェクトだ。
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Airbnbによるとこのプロジェクトに参加する12人は、2021年7月から2022年7月までの12カ月間、世界各地の宿泊先に居住可能で、宿泊費はAirbnbが全額負担する。さらには交通費が一部支給され、参加者はそれぞれ3人まで同伴者を連れていくことが可能だ。
プログラムの参加対象となるのは18歳以上のノマドワーカーやテレワークをしている人、子育てが終わった家族や若いファミリー、長期ワーケーションに興味がある人など。参加者は世界中の好きな国、好きな街から滞在先を選択することができ、宿泊に使える旅行クーポンや現地のAirbnb体験などのサポートも提供してもらえる。
同社が独自に行った「Airbnbの旅行と生活に関するレポート」によると、2021年の第1四半期における28泊以上の宿泊の割合は、2019年に比べ10%増加。また、2021年の長期滞在予約者のうち、11%がノマド的なライフスタイルを送っていることから「旅行、生活、仕事の間の境界線が曖昧になっている」と述べている。
この夢のようなプロジェクトにぜひ参加してみたい、という人はAirbnbの特設ページから応募フォームへ進んでほしい。2021年6月30日(水)まで申し込みを受け付けており、ラッキーな当選者は7月中に選出される予定だ。
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