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2022年7月30日(土)から10月10日(月・祝)まで、国際芸術祭『あいち2022』が開催する。2020年11月17日、『あいちトリエンナーレ』から『あいち2022』へと名称を変更。芸術監督に森美術館現館長の片岡真実を迎え、およそ2年の歳月をかけて準備を行ってきた。愛知芸術文化センターをはじめ、愛知県西北部の一宮市や常滑市、有松地区を舞台に73日間にわたり、国内外のアーティストを招致した現代美術の祭典が開かれる。
故人から現在活躍中の人気作家まで、国内外全100組の参加アーティスト
3月30日、組織委員会はこれまでに発表されていた77組に加え、全100組の参加アーティストを新たに発表。河原温や荒川修作+マドリン・ギンズ、マルセル・ブロータース、ジョン・ケージなど故人の作家から、塩田千春、近藤亜樹、奈良美智、カズ・オオシロ、スティーヴ・ライヒ、ガブリエル・オロスコ、ケイト・クーパー、ローマン・オンダックなど、存命の人気作家まで幅広いジャンルや作風、出身国の作家がそろう。
中でも注目は、イラクから難民としてスウェーデンに移住し、「紛争や暴力の持つ過激なイメージに対抗する寓意(ぐうい)的な表現」としての絵画を編み出すモハンマド・サーミだ。そのほか最新作『メモリア』が公開中で、日本でも人気の高い映画作家で美術家のアピチャッポン・ウィーラセタクンが、初となるVRパフォーマンスの作品を発表する。
今年の夏から秋にかけては、3年に1度しかないアートの祭典に出かけよう。
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