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メトロポリタン美術館でディズニー展が開催

2021年12月スタート、アニメに見られるヨーロッパ芸術の影響を探求

テキスト:
André Wheeler
The Metropolitan Museum of Art The Met
Photograph: Shutterstock
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ニューヨークのメトロポリタン美術館は、2021年6月28日に配信したプレスリリースで、2021年12月から、ディズニーアニメの芸術性をテーマにした展覧会を開催することを発表した。

Inspiring Walt Disney: The Animation of French Decorative Arts』と題されたこの展覧会は、ウォルト・ディズニー個人が抱いていたヨーロッパ芸術への強い興味、ディズニー映画やテーマパークに見られるフランス芸術モチーフを探求するもの。ディズニーアニメにまつるアートワークや資料、18世紀のヨーロッパで見られた装飾美術や工芸品などの展示を中心に構成される。

また、1938年にウォルト・ディズニーがメトロポリタン美術館に寄贈した『白雪姫』のセルロイドフィルムや、ウォルトが家族でパリを訪れた際にフィルムで撮影されたプライベート映像など貴重な資料も紹介されるという。

ディズニーアニメがファインアートとして紹介されるのは今回が初めてではない。2018年には、ミッキーマウスをテーマにしたポップアップミュージアムが世界各地を巡回。1980年代には、ホイットニー美術館が 『Disney Animation and Animators』と題して、ディズニー初期のミッキーやそのほかのキャラクターに焦点を当てた展覧会を開催したこともある。

メトロポリタン美術館でのディズニー展は、2021年12月10日(金)にスタート。2022年3月6日(日)までの開催予定となっている。

原文はこちら

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